掃除機の吸引力が落ちたときの対処法とは?機種別のチェックポイントも紹介

最近、掃除機の吸い込みが悪いと感じていませんか?吸引力の低下は、簡単なチェックやメンテナンスで解決できるかもしれません。

この記事では、掃除機の吸引力が落ちる原因と対処法を解説します。

吸引力が戻らない場合や水洗いの可否など、よくある疑問を事前に知っておくことで、より効率的にメンテナンスが進められるでしょう。

吸引力が落ちる代表的な7つの原因

掃除機の吸引力が落ちる原因は、ほとんどが日常的なお手入れで解決できるものです。以下の7つの原因をチェックしましょう。

  • 紙パックやダストボックスが満杯である

  • フィルターが目詰まりを起こしている

  • ホースやノズルが詰まっている

  • シール不良や気密漏れが発生している

  • ブラシやベルトが劣化(ローラー式掃除機)している

  • バッテリーが劣化(コードレス掃除機)している

  • モーターや基板が故障している

これらの原因を順番に確認していくことで、吸引力低下の問題を効率的に解決できます。

紙パックやダストボックスが満杯である

紙パック式掃除機の場合、紙パックが満杯に近づくと吸引力が著しく低下します。目安として紙パック内のゴミが容量の70%を超えると、吸引力への影響が現れ始めるでしょう。

サイクロン式掃除機では、ダストボックスにゴミが満杯になると、サイクロン機能が正常に働かなくなり、吸引効率が急激に落ちます。ダストボックスは透明なので、ゴミの量が目で確認できるのが特徴です。

紙パック式の場合は定期的に紙パックを交換し、サイクロン式の場合はダストボックスのゴミが溜まったら捨てるようにしましょう。

フィルターが目詰まりを起こしている

掃除機を使い続けるうちに、フィルター部分に小さなホコリやゴミが溜まります。とくに微細なホコリが蓄積しやすいフィルター部分は、空気の流れを悪くし、吸引力を大幅に低下させます。

フィルターが詰まった状態で掃除を続けると、モーターやバッテリーに負荷がかかり、故障の原因にもなるため注意が必要です。

フィルターの掃除頻度は、使用状況によって異なりますが、一般的に月1回程度の点検が推奨されます。

ホースやノズルが詰まっている

ホースやノズル内の詰まりも、吸引力低下の一般的な原因です。ティッシュペーパーや靴下、ハンカチなど、意外と大きめのゴミが詰まっていることもあります。

ホースの途中に詰まりがある場合、掃除機のスイッチを押したときに異音を感じることで判明します。とくにホースの曲がっている部分や接続部分は詰まりやすく、髪の毛や糸くずが蓄積しやすい箇所です。

懐中電灯でホース内部を照らして異物の有無を確認し、細長い棒や針金ハンガーを使って詰まりを除去することで、吸引力が回復する場合があります。

シール不良や気密漏れが発生している

掃除機の集塵室と本体など、さまざまな部品間のシールに隙間や亀裂があると、空気漏れにつながり、全体的な吸引効率が低下します。

気密性を確保するためのシール材は、掃除をかける際の効果的な粉塵吸引を保証するように設計されていますが、経年劣化により機能が低下することもあるでしょう。

ホース、シール、接続部に摩耗や損傷の兆候がないか定期的に点検してください。小さな亀裂は工業用テープやシーラントで補修できます。摩耗や損傷がひどい部品は、交換するのがおすすめです。

ブラシやベルトが劣化(ローラー式掃除機)している

ブラシロールにゴミが巻きついていると回転が妨げられ、回転している駆動軸が十分な熱を発してベルトを溶かし、摩耗させることがあります。ベルトが劣化すると、ブラシが正常に回転せず、吸引力が著しく低下します。

対策として、ブラシとローラーに絡まったゴミを定期的に取り除き、清掃することが重要です。ブラシが摩耗または損傷している場合は、交換して清掃効果を最大限に回復させましょう。

バッテリーが劣化(コードレス掃除機)している

コードレス掃除機の吸引力低下のおもな原因は、バッテリーの劣化です。バッテリーの性能は、掃除機のモーターが最大限の力を発揮するために欠かせません。

バッテリーの寿命は、使用頻度や充電回数によって大きく変わり、一般的には2~3年ほど、毎日掃除機をかける家庭で約1年半です。使用しているうちに容量が減るため、数年ごとに交換が必要です。

充電が不十分な状態や、バッテリーが劣化した状態で掃除機を使用すると、モーターやバッテリーに負担がかかり、吸引力にも悪影響を及ぼします。

モーターや基板が故障している

ゴミ捨て・ノズルの掃除・フィルター洗浄をしても吸引力が回復しない場合は、モーターや基板などの内部パーツに不具合がある可能性が高いでしょう。

モーターの故障には、動かない、火花が出るなど、さまざまな症状があります。基板の接触不良が生じていると、一度電源が入っても止まることも。

これらの症状が出た場合は、自己修理が難しいため、販売店・メーカー・修理店に相談しましょう。

掃除機のタイプ別|メンテナンスのチェックリスト

掃除機のタイプによって、メンテナンスのポイントが異なります。以下のチェックリストを参考に、日常的なお手入れを行いましょう。

タイプ

毎回掃除後

週1回

月1回

紙パック式

-

紙パック残量確認

紙パック交換、フィルター点検

サイクロン式

ダストボックスのゴミ捨て

フィルター目視点検

フィルター水洗い、ホース点検

スティック型

ダストボックスのゴミ捨て、ブラシ簡易清掃

ノズル詰まり確認

フィルター掃除、バッテリーチェック

ロボット掃除機

ダストボックスのゴミ捨て

ブラシの絡まり除去

フィルター掃除、センサー清掃

掃除機の性能を長期間維持するためにも、このチェックリストを参考に、定期的なメンテナンスを習慣づけましょう。

掃除機のおもな4タイプを確認する

掃除機にはおもに4つのタイプがあり、それぞれ特徴とメンテナンス方法が異なります。

  • 紙パック式

  • サイクロン式

  • スティック型

  • ロボット掃除機

それぞれ確認していきましょう。

紙パック式

紙パック式掃除機は、吸引したゴミを本体やドック内の紙パックに貯めるタイプです。紙パックにゴミがいっぱいになると吸引力が低下しますが、紙パックを交換すれば、吸引力が復活します。

専用の紙パックを定期的に購入する必要があるため、ランニングコストが必要です。

サイクロン式

サイクロン式掃除機は、紙パックを使わず、ゴミを本体のダストボックスに貯めるタイプの掃除機です。

ダストボックスにゴミが見えるため、ゴミ捨てのタイミングが分かりやすく、頻繁にゴミを捨てると吸引力が衰えにくいのが特徴です。フィルターの水洗いなど、定期的なお手入れは欠かせません。

スティック型

スティック型掃除機は、コンパクトで扱いやすいのが魅力です。1本のパイプとヘッドが直線的に連結されており、軽量でスリムな形状が特徴です。

バッテリーを内蔵したコードレスタイプが多く、家具の隙間や納戸にコンパクトに収納できます。ブラシに髪の毛が絡むと吸引力が落ちるため、こまめなお手入れが必要です。

ロボット掃除機

ロボット掃除機は、自動で床を掃除してくれる便利な家電です。ダストボックス、フィルター、回転ブラシなど、複数の部位を定期的に清掃する必要があります。

お手入れを怠ると、吸引力の低下だけでなく、センサーの誤作動や故障の原因にもなります。使用状況によって異なりますが、月に一度はフィルターのお手入れが必要です。

各掃除機のメンテナンスポイント

各タイプの掃除機には、それぞれ重点的にメンテナンスすべきポイントがあります。

タイプ

重点メンテナンスポイント

頻度

方法説明

紙パック式

紙パック交換タイミング

紙パック残量50%超で随時・月1回

  • 紙パック残量を目視で確認し、半分以上ゴミが溜まったら交換する </li>
  • 交換時は必ず本体の電源を切り、新しい純正品を装着する

サイクロン式

フィルター水洗い/ダストボックス清掃

ダストボックスは毎回 フィルター月1回

  • ダストボックスのゴミを毎回捨て、付着した粉塵はブラシで落とす 

  • フィルターを本体から取り外し、ぬるま湯で優しく洗い、完全乾燥後に戻す

スティック型

バッテリー管理/ブラシのお手入れ

バッテリー週1回・ ブラシ毎回

  • バッテリー残量を週1回確認し、長期間使わないときは50%程度まで充電して保管する 

  • ブラシ部の絡まりを掃除後に取り除き、可動部に注油

ロボット掃除機

回転ブラシ/センサー清掃

回転ブラシは毎回 ・センサー月1回

  • 回転ブラシの毛・糸くずを使用後に取り外して除去する

  • 底面や前面のセンサー部を乾いた布で拭き、埃を除去する

タイプ別に適した方法で、お手入れを実施しましょう。

吸引力を維持するためのメンテナンス頻度と習慣

吸引力を長くキープするには、定期的なお手入れが欠かせません。掃除機の状態をチェックし、適切なタイミングでお手入れを行うことが重要です。

ここから、以下のポイントを解説します。

  • 毎回掃除後にやっておきたいこと

  • 週1回のメンテナンス

  • 月1回の点検・掃除ポイント

それぞれ具体的な内容について見ていきましょう。

毎回掃除後にやっておきたいこと

毎回掃除後には、ダストボックスのゴミ捨てと、簡単なブラシ掃除を行いましょう。サイクロン式やスティック型の場合、ダストボックスを開けてゴミを捨てるだけで、吸引力の低下を防げます。

ブラシに髪の毛や糸くずが絡んでいないか確認し、目立つゴミは手やピンセットで取り除きます。ロボット掃除機の場合も、使用ごとに回転ブラシのゴミを取り除いておくと安心です。

週1回のメンテナンス

週1回は、フィルターの目視チェックとノズルの詰まり確認を行いましょう。フィルターを軽くはたき、ゴミやホコリを落とすだけでも、空気の流れが改善されます。

ノズルに異物が詰まっていないか確認し、詰まりがあれば取り除きます。紙パック式の場合は、紙パックの残量を確認し、満杯に近い場合は交換しましょう。

月1回の点検・掃除ポイント

月1回は、フィルターの水洗い、ホースの詰まり確認、ブラシの徹底清掃を行いましょう。フィルターは水道水で洗浄し、完全に乾燥させてから本体に戻します。

ホース内に詰まりがないか、懐中電灯で確認し、異物があれば除去します。ブラシを取り外し、絡まった髪の毛やゴミを徹底的に取り除くことで、吸引力が回復します。

メンテナンスを続けても吸引力が回復しない場合や、毎日のお手入れが大変と感じるようになったら、掃除機の買い替えを検討するタイミングです。掃除機の平均寿命は約7年とされており、購入から6年以上経過している場合は、修理部品の保存期間切れで対応できなくなるリスクがあります。

ここまで記載した通り掃除機の吸い込みを維持するためメンテナンスが重要ですが、メンテナンスの手間を抑えたいと考えている方には、水拭き掃除機『AquaX Plus』がおすすめです。『AquaX Plus』は、汚水タンク内部で固体ゴミと液体汚れが分離する構造になっているため、排水溝のつまりを気にせず汚水を捨てられ、お手入れの手間を大きく軽減できます。こまめなメンテナンスが負担に感じやすい方でも、吸引力を維持しながらムリなく使い続けやすいモデルです。

掃除機の吸引力についてよくある質問

ここでは、「メンテナンス頻度」「故障の見極め方」「水洗い部品の判断方法」などについての疑問にお答えします。

  • フィルターはどれくらいの頻度で掃除する?

  • 吸引力が戻らないのは故障?

  • 水洗いできる部品/できない部品の見分け方は?

疑問をクリアにして、より効果的なお手入れを行いましょう。

フィルターはどれくらいの頻度で掃除する?

フィルターの掃除頻度は、使用状況によって異なりますが、一般的には1〜2ヶ月に一度の水洗いが推奨されます。たとえばダイソンの掃除機では、製品の性能を最大限に引き出すために、月に一度を目安に水洗いすることが推奨されています。

フィルターを洗浄したあとは、完全に乾燥させてから本体に戻すことが重要です。乾燥が不十分だと、生乾きのニオイやカビの原因となり、逆効果になります。

吸引力が戻らないのは故障?

ゴミ捨て・ノズルの掃除・フィルター洗浄をしても吸引力が回復しない場合は、モーターや基板など内部パーツに不具合がある可能性もあります。

内部パーツの故障やバッテリーの劣化が疑われる場合は、メーカーのサポートセンターや販売店に相談することをおすすめします。

水洗いできる部品/できない部品の見分け方は?

掃除機で水洗いできる部品は、おもにフィルターやダストカップ(クリアビン)、ブラシなどです。これらは取扱説明書に「水洗い可」と明記されている場合に限ります。

水洗いできない部品は、モーターヘッド(ブラシ付きのヘッド)、本体(サイクロン部分)、バッテリーなどです。

取扱説明書を必ず確認し、水洗いマークがついている部品のみを水洗いするようにしましょう。不明な点があれば、メーカーに問い合わせることをおすすめします。

まとめ|掃除機はメンテナンスが命!定期点検で吸引力をキープ

掃除機の吸引力が落ちる原因のほとんどは、日常的なメンテナンス不足によるものです。毎回のゴミ捨て、週1回のフィルター点検、月1回のフィルター水洗いを習慣づけることで、吸引力の低下を防ぎ、快適な掃除環境を保てます。

しかし、毎日のメンテナンスが負担に感じたり、従来の方法では吸引力が回復しなくなったりしたら買い替えのタイミングかもしれません。

Mindoo Technology社の『AquaX Plus』は、毎分460回転するロールブラシが遠心力と摩擦力で床にこびりついた汚れまでしっかりかき取り、強力な吸引と組み合わせて“吸い残し”を抑える設計です。日々のメンテナンスとあわせて、このような高性能モデルを選ぶことで、長期的に安定した吸引力をキープしやすくなるでしょう。

水拭き掃除機ならMindoo AquaX Plus

名前Y・H

肩書や役職マーケティング部

資格

経営学修士(MBA)、TOEIC公開テストスコア785

略歴

武蔵野大学グローバルコミュニケーション学部にてH.I.Sカナダでのインターンシップ等の海外経験を積んだ上で同学部を2019年に卒業。大手機械メーカーで新規開拓営業業務に従事。その後、青山学院大学国際マネジメント研究科(経営学修士:MBA)を経て、株式会社オープンロジに入社。カスタマーサクセスと経営企画業務を兼任。2024年2月から株式会社Mindoo Technologyにて各種マーケティング業務を担当。

主な著書特になし

SNS特になし

etc.

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