畳は和室の心地よさを支える素材ですが、扱いを誤ると表面が毛羽立ち、色むらやへこみの原因になります。とくに掃除機は便利な一方で、方向・吸引力・ヘッド選びを間違えると畳表を傷めるため、注意が必要です。
本記事では、避けたいNG行動を整理し、畳の目に沿った動かし方などを解説します。
さらに、初心者にも実践しやすいチェックリストを用意しました。掃除後の乾拭きと換気で湿気を残さないポイントなどを知りたい方はぜひご覧ください。
畳に掃除機をかけるときのNG行動とは?

畳はデリケートな素材のため、やり方を誤ると寿命を縮めます。見落としがちなNG行動を理解しておくことが、正しい掃除への第一歩です。
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畳の目の向きと反対にかける
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強すぎる吸引力や高速ブラシを使う
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ゴシゴシ往復してこすりすぎる
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湿気が残る状態で放置する
これらを避けることで、畳の表面を守りながら清潔に保てます。それぞれの行動がなぜNGなのかを具体的に見ていきましょう。
畳の目の向きと反対にかける
畳は天然のい草を一定の方向に編み込んで作られているため、この編み込みの方向(畳の目)と逆方向に掃除機をかけると、い草を傷つける原因となります。
目に逆らって掃除機をかけることで、い草が擦り減り、ささくれや毛羽立ちが発生しやすくなるのです。また、畳の目に逆らった掃除は細かなゴミを畳の奥深くに押し込んでしまい、反対に汚れが取りにくくなることもあるでしょう。
さらに、掃除機のローラー部分が畳表面を何度もこすることになり、摩擦によるダメージが蓄積されていきます。このような掃除方法を続けていると、畳の表面が次第に劣化し、快適な和室環境を損ないます。
強すぎる吸引力や高速ブラシを使う
掃除機の吸引力を最大設定にしたり、高速回転するブラシを使用したりすることは、畳にとって大きな負担です。強すぎる吸引力は、畳表面のい草を無理やり引っ張ってしまい、ささくれや抜けを引き起こす原因となります。
パワーブラシなどの回転ブラシは、カーペット用に開発されたものであり、繊細な畳には不向きです。畳掃除の際は、吸引力を弱から中程度に設定し、ブラシ機能は基本的にオフにするか、ソフトブラシに切り替えましょう。
また、掃除機のたたき出し機能は使用してはいけません。この機能は畳のい草に大きなダメージを与え、表面を著しく傷つける可能性があります。畳専用モードや和室モードが搭載された掃除機を使用することで、適切な吸引力で安全に掃除できるでしょう。
ゴシゴシ往復してこすりすぎる
急いで掃除をしようと掃除機を早く動かすと、掃除機のヘッド部分にあるローラーが畳の表面を何度も擦ってしまいます。この摩擦により、い草が徐々に削れていき、畳表面が毛羽立ったり、ささくれたりする原因となります。
正しい掃除方法は、一往復あたり5~6秒以上をかけて、ゆっくりと丁寧に動かすことです。急がずじっくりと掃除機をかけることで、畳を傷めることなく効果的にゴミを吸い取れます。掃除機の引く方向の方がよりよく吸引するため、押すよりも引く動作を意識することが、掃除効果を高めるポイントです。
湿気が残る状態で放置する
水拭きしたあとや梅雨時期などに、適切な乾燥を行わずにそのままにしておくと、畳内部に湿気がこもりやすくなります。畳は天然のい草でできているため、湿度70%以上、温度15~30℃の環境下では、わずか2~3日程度でカビが発生するおそれも。
水拭きをした場合は、必ず乾拭きで水分を完全に拭き取り、窓を開けて十分な換気を行うことが不可欠です。また、掃除機をかけたあとも、室内の湿度管理に注意を払い、必要に応じて除湿器を使用しましょう。
湿気が残った状態での放置は、せっかくの掃除努力を無駄にし、むしろ畳の状態を悪化させてしまう結果も招くため、十分な注意が必要です。
正しい畳への掃除機のかけ方
畳を傷めずきれいに保つには、手順を守ることが重要です。以下の7ステップを習慣にすることで、畳の寿命を延ばせます。
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大きなゴミを手で取り除く
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畳の目の向きを確認する
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ブラシをオフ、またはソフトブラシに変更する
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弱〜中の吸引力で目に沿ってゆっくりかける
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摩擦を避けて畳の縁をやさしく掃除する
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今までの流れを複数回かつ丁寧に繰り返す
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拭き掃除・乾拭き・換気をする
それぞれの工程を丁寧に行うことで、畳の自然な香りと風合いを長く保てます。
1.大きなゴミを手で取り除く
まずは髪の毛や紙くずなど、大きめのゴミを手で拾います。掃除機で吸い込む前にゴミを取り除くことで、吸入口の詰まりや畳表の引っかかりを防げます。
とくにペットの毛や食べかすは放置すると臭いの原因になるため、早めに処理しましょう。
2.畳の目の向きを確認する
畳の目は部屋ごとに方向が異なります。ホコリを奥まで吸い取るには、目に沿って掃除機をかけることが重要です。
逆方向にかけると繊維がほつれる原因になるため、事前確認を欠かさないようにしてください。
3.ブラシをオフ、またはソフトブラシに変更する
ブラシ付きヘッドは畳の表面を傷つけやすいため、オフにするか、柔らかい素材のソフトブラシに交換しましょう。ブラシがあると摩擦で色がくすみやすくなり、ツヤも失われます。とくに新しい畳ほど繊細であるため、慎重に扱うことが大切です。
水拭き掃除機『AquaX Plus』は、柔らかい素材のブラシを使用しているので、安心してご使用いただくことができます。さらに、畳だけでなく、フローリングやカーペットなど多様な床材に対応できるため、和室と洋室が混在する家庭でも道具を持ち替えずに掃除ができる点も特徴です。
4.弱~中の吸引力で目に沿ってゆっくりかける
畳の繊維を傷めないためには、弱〜中の設定で、目に沿ってゆっくりと動かします。速く動かすとゴミを吸いきれず、均一に掃除できません。時間をかけて丁寧にかけることを心がけましょう。
5.摩擦を避けて畳の縁をやさしく掃除する
畳の縁は布製でとくにデリケートです。力を入れず、軽くなぞるようにかけましょう。
摩擦が強いとほつれや変色の原因になります。縁の部分はホコリが溜まりやすいため、細口ノズルで仕上げるのもおすすめです。
6.今までの流れを複数回かつ丁寧に繰り返す
1回の掃除で完璧を目指すよりも、軽く数回繰り返す方が効果的です。とくに花粉やダニが気になる季節は、2往復を目安にしましょう。畳の奥に入り込んだ細かなホコリを段階的に吸い取れます。
7.ホコリ拭き掃除・乾拭き・換気をする
掃除機をかけ終えたら、固く絞った雑巾で軽く拭き取り、そのあと乾拭きを行います。仕上げに窓を開けて風を通すことで、湿気が残らず清潔に保てます。
畳を長持ちさせる日常のケア習慣

畳は掃除機だけでなく、普段のケアが寿命を左右します。日常的に次の習慣を取り入れると、劣化を防ぎやすくなります。
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週1回の掃除+月1回の乾拭きを行う
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ダニ対策には換気と除湿をセットで考える
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キャップやフェルトで家具の跡を防ぐ
畳の色ツヤを保つには、小さな習慣を積み重ねることがポイントです。
週1回の掃除+月1回の乾拭きを行う
畳は頻繁に掃除機をかけると摩耗するため、頻度は週1回程度が目安です。
さらに月1回、固く絞った雑巾で水拭きを行うと、皮脂汚れやホコリを落とすことが出来ます。過度な水拭きはカビの原因になるので控えましょう。
最新の水拭き掃除機『AquaX Plus』であれば、掃除効率と衛生面が大幅に向上します。
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吸引・水拭き・除菌を同時にこなす便利な3in1仕様
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畳など多様な床材に対応し、道具の持ち替え不要で家中を一度に掃除できる
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毎分460回転の高速ブラシと強力吸引で皮脂やホコリもしっかり除去
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壁際や家具のすき間までしっかり掃除でき、ワンタッチでセルフクリーニングと自動乾燥まで対応
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掃除中は常に清潔な水が循環し、菌・ダニ・花粉などのアレルゲン物質を99%除去できるので、小さなお子様やペットのいるご家庭にも安心
『AquaX Plus』は水拭きの手間も一気に解消でき、畳掃除をより快適で時短が可能な製品です。
ダニ対策には換気と除湿をセットで考える
ダニは湿気を好みます。掃除機だけで除去するのは難しいため、定期的な換気と除湿を組み合わせるのが効果的です。晴れた日は窓を開け、雨の日は除湿機やエアコンのドライ機能を使いましょう。
キャップやフェルトで家具の跡を防ぐ
家具の脚が畳に直接触れると、跡やへこみが残りやすいです。脚先にフェルトやキャップをつけて圧力を分散させると、跡がつきにくくなります。ときどき家具を少し動かすだけでも、畳の傷みを防げます。
畳掃除についてよくある質問
ここでは、畳の掃除に関してよく寄せられる疑問を解決します。正しい知識をもって手入れをすることで、無駄な手間やトラブルを防げます。
畳の掃除頻度はどれくらい?
一般的には週1回の掃除機がけが理想です。人の出入りが多い部屋では、2〜3日に1回のペースでも構いません。日々のホコリを軽く払うだけでも、畳の清潔感が保たれます。
ダニは掃除機で吸い取れる?
ダニの死骸やフンは吸い取れますが、生きたダニは繊維の奥に潜むため完全除去は困難です。掃除後に除湿や天日干しを併用することで、発生を大幅に減らせます。
畳がボロボロになってきたらどうすればよい?
畳表が毛羽立ってきたら、張り替えや裏返しのサインです。年数に応じて業者に相談し、表替えを検討しましょう。無理に掃除機を強くかけると、劣化を早める原因になります。
まとめ|正しく掃除して、畳を長く美しく保とう
畳を良好な状態で保つためには、継続的な掃除習慣が重要です。理想的な掃除頻度は、週1回の掃除機がけに加えて、月1回、固く絞った雑巾で水拭きを行うことです。
とはいえ、掃除機がけと水拭きという2つのステップを毎月繰り返すには時間と手間がかかり、継続が困難になりがちです。
そこで活躍するのが『AquaX Plus』です。『AquaX Plus』なら吸引・水拭き・除菌を同時にこなす3in1仕様で、道具の持ち替えが不要になり、掃除の手間が大幅に削減されるため、週1回のペースで本格的なメンテナンスが行えます。
さらに毎分460回転の高速ブラシと強力吸引により、掃除機だけでは取り切れない皮脂やホコリもしっかり除去できます。また常に清潔な水がブラシに循環すし、菌・ダニ・花粉などのアレルゲン物質を99%除去できるため、家族やペットの健康にも配慮した衛生的な畳環境を保てるのもポイントです。
『AquaX Plus』により、畳を長持ちさせるための正しいケア習慣がより無理なく継続でき、いつでも清潔で美しい和室空間を実現できるでしょう。



