紙パック式 vs サイクロン式掃除機|後悔しない選び方とは

掃除機を選ぶ際、「紙パック式」と「サイクロン式」で迷う方も多いでしょう。

本記事では、両者の構造や性能から手入れのしやすさなどを徹底比較し、ライフスタイル別のおすすめを紹介します。

自分にぴったりの掃除機を見つけて、後悔しない掃除機を選びましょう。

紙パック式 vs サイクロン式|基本構造と仕組みの違い

掃除機の集塵方式には大きく2つのタイプがあり、それぞれ異なる構造でゴミを分離・回収します。理解しておくと、自分に適した掃除機選びに役立ちます。

紙パック式とは?

紙パック式掃除機は、吸い込んだゴミを専用の紙パックに集める掃除機です。 吸引されたゴミと空気が紙パックに送り込まれると、紙パックにゴミが分離され、空気のみが排出される仕組みになっています。

構造はシンプルで、ゴミと空気を分離する紙パックとフィルター、それに吸引力を生み出すモーターとファンのみです。  紙パックはフィルターの役割も兼ねており、細かいホコリや塵まで効率よく捕集します。

ホースで吸い取ったゴミ混じりの空気は紙パックでゴミを分離し、ゴミだけが蓄えられます。 紙パックをすり抜けた細かい塵はフィルターで濾過され、外へ排気される仕組みです。

サイクロン式とは?

サイクロン式掃除機は、吸い込んだ空気の遠心力を利用してダストカップ内で空気とゴミを分離する方式です。 紙パックを使わずに、ゴミを直接ダストボックスに集めます。 

原理は、身近な現象と同じです。自動車で円を描くように高速で走り続けると、乗っている人や物が円の外側へ引っ張られていく力(遠心力)を利用しています。 

吸い込んだ空気は円筒形または円錐形の筒の中を通って、細い穴から別の部屋へと移っていく際に、渦巻(サイクロン)が発生します。ゴミを外側へ押し出して、中心にある空気だけが次の部屋へと移動していく仕組みです。

遠心力で分離しきれなかった微細なゴミは、フィルターを通過して除去されます。

紙パック式 vs サイクロン式|ポイントごとに徹底比較

掃除機選びで大切な6つの要素について、紙パック式とサイクロン式を詳しく比較します。

  • 吸引力の持続性

  • 排気のきれいさ・衛生面

  • ゴミ捨てのしやすさと頻度

  • お手入れ・メンテナンス性

  • ランニングコスト

  • 騒音・重さ・取り回し

各要素を理解して、自分のライフスタイルに最適な選択をしましょう。

吸引力の持続性

吸引力の持続性では、サイクロン式が明らかに優れています。 サイクロン式はゴミと空気を遠心力で分離させるため、フィルターが目詰まりしにくいのが特徴です。掃除するたびにダストカップ内のゴミを捨てることで、吸引力の低下を抑えられます。

一方、紙パック式は掃除機内が密封されているため、吸引力自体は強いです。しかし、紙パックにゴミが溜まるにつれて空気の通りが悪くなり、吸引力が低下します。 新しい紙パックに交換することで、元の吸引力を取り戻すことが可能です。

排気のきれいさ・衛生面

排気のキレイさは、集塵方式よりもフィルター性能に大きく左右されます。 紙パック式とサイクロン式のどちらが優れているかは一概にはいえず、HEPAフィルターなどの高性能フィルターを搭載しているかどうかが重要です。

紙パック式では、吸い込んだ空気がゴミを通過して排気されるため、ゴミが溜まると臭いが出やすいデメリットがあります。 ただし、最近の高性能な紙パック式掃除機では、高い集塵性能を持つモデルも登場しています。

サイクロン式は、遠心力でゴミと空気を分離するため、排気経路がゴミと別に確保され、排気をクリーンにしやすい構造です。 しかし、フィルターに直接埃が溜まるため目詰まりが早く、定期的な水洗いが欠かせません。 排気の質はフィルター清掃の有無によって大きく変わり、お手入れを怠ると排気が汚れる可能性があります。

衛生面では紙パック式に利点があります。 ゴミを密閉された紙パックに封じ込めることができ、ゴミ捨ての際にハウスダスト、花粉、黄砂などのアレルゲンが再飛散しにくいためです。 サイクロン式ではダストカップからゴミを捨てる際にホコリが舞いやすく、アレルギー体質の人には注意が必要です。

ゴミ捨てのしやすさと頻度

ゴミ捨てのしやすさでは、紙パック式が圧倒的に便利です。 本体から紙パックを取り出して、ゴミに触れることなく捨てられます。 ゴミがパック内に蓄積される構造なので、衛生的です。ホコリが舞い散るリスクも抑えられるでしょう。

そのため、アレルギー体質の人やホコリが舞うのを避けたい人には、紙パック式の方が適しています。 一方、サイクロン式はダストカップから直接ゴミを捨てるため、手軽ではあるものの、ホコリが舞う可能性は高いです。

お手入れ・メンテナンス性

紙パック式なら面倒なメンテナンス作業は不要で、紙パックや排気フィルターを交換するだけで済みます。

一方、サイクロン式では、集塵部の水洗いなどの本体メンテナンスをしなければなりません。 嫌なニオイや吸引力低下の原因になるため、定期的な掃除機本体のお手入れが必要です。

もし“お手入れの手間”を最優先したいなら、水拭き掃除機『AquaX Plus』を選ぶという方法があります。掃除後は、きれいな水で本体内部とブラシをセルフクリーニングし、さらに約75℃の温風で自動乾燥まで行います。そのため、掃除のたびにブラシを手洗いする時間を取られることがなく、片付けまで含めてスムーズに完結します。

ランニングコスト

ランニングコストの面では、サイクロン式が有利です。 紙パック式掃除機では定期的に紙パックを購入する必要があり、年間1,000〜2,000円程度のコストがかかります。 一方、サイクロン式のおもなコストは電気代のみで、紙パック代が不要な分、長期的な節約になります。

騒音・重さ・取り回し

騒音レベルは、集塵方式よりも個々の製品設計に依存します。 一般的な掃除機の運転音は60〜70dB程度で、通常の会話レベルから目覚まし時計のベル程度の音量です。 静音性にこだわりたいなら、運転音が50〜59dBほどの掃除機がおすすめです。

サイクロン式では遠心分離に高速回転が必要なため、運転音が大きくなる傾向がありました。しかし、最近のサイクロン式上位モデルでは、静音化が大幅に進んでいます。 

一方、紙パック式もゴミを分離する必要がないため運転音を抑えやすい構造です。 ただし、キャニスタータイプの場合は本体を動かすときの車輪の音が気になる可能性もあります。

重量については機種によって差がありますが、最近では両方式とも軽量化が進んでいます。 紙パック式では1.3kg程度、サイクロン式でも2.2〜2.5kg程度の軽量モデルが登場しており、取り回しやすさを重視する人に適しています。

向いているのはどちら?利用シーン別おすすめ

ライフスタイルや重視する要素によって、最適な掃除機は変わります。

  • 忙しくてこまめな掃除ができない人は紙パック式

  • アレルギーやホコリが気になる人は紙パック式

  • お掃除が好き&こだわり派はサイクロン式

  • ランニングコストを抑えたい人はサイクロン式

自分の生活パターンに合った掃除機を選択しましょう。

忙しくてこまめな掃除ができない人は紙パック式

仕事や育児で忙しく、掃除機のメンテナンスに時間をかけられない人には、紙パック式がおすすめです。 紙パック式なら2〜3か月に一度紙パックを交換するだけで済み、こまめなお手入れは不要です。

サイクロン式のように1〜2週間位で一度ダストボックスのゴミを捨てる必要もなく、ゴミ捨ての手間を大幅に減らせます。 ゴミを捨てる際も紙パックごと処理できるため、清潔に済ませられます。

忙しい平日の掃除でも、取り出してすぐに使えるため、時間に追われる生活をしている人にとってメリットが大きいでしょう。

アレルギーやホコリが気になる人は紙パック式

サイクロン式は、ゴミを捨てるときにホコリが舞ってしまいます。 ハウスダストアレルギーや花粉症などのアレルギー体質の人には、紙パック式が最適です。 紙パック式では、ゴミを紙パック内に封じ込められるため、ゴミ捨ての際にホコリが舞い散るリスクを大幅に抑えられます。

最近の紙パック式掃除機では、紙パックの入り口にシャッターやシールがついていて、紙パック内のゴミが出てこないようになった製品も登場しています。 

高性能な不織布を用いた紙パックを使えば、外した際に繊維の隙間からホコリがもれてしまう心配も少ないでしょう。

お掃除が好き&こだわり派はサイクロン式

掃除が好きでこまめなメンテナンスが苦にならない人や、吸引力の持続性にこだわりたい人には、サイクロン式がおすすめです。 サイクロン式は吸引力が落ちにくい構造のため、ある程度ゴミが溜まった状態でも快適に掃除できます。

サイクロン式の良さである「集塵力が持続できる」「排気とゴミが分離できる」点を実現している大手メーカーの上位モデルであれば、その性能を十分に実感できるでしょう。

また、ゴミがどれだけ取れたかを目で確認できるのもサイクロン式の魅力の1つです。透明なダストカップにゴミが溜まっていく様子を見ることで、掃除の達成感を得られます。 定期的なフィルター清掃や本体のお手入れも、掃除好きの人にとっては苦になりにくいでしょう。

ランニングコストを抑えたい人はサイクロン式

長期的なランニングコストを抑えたい人には、サイクロン式が経済的です。 紙パック式では年間1,000〜2,000円程度の紙パック代がかかりますが、サイクロン式なら紙パックの購入が不要で、おもなコストは電気代のみです。

ただし、サイクロン式はこまめなフィルター清掃が必要で、フィルターのお手入れを怠ると吸引力低下や悪臭の原因となります。 お手入れの手間をいとわず、メンテナンスできる人であれば、サイクロン式のコストメリットを最大限活用できます。

まとめ|掃除機は“自分に合った使い勝手”で選ぼう

紙パック式とサイクロン式のどちらが優れているかという問いに絶対的な答えはありません。 それぞれに明確な特徴とメリット・デメリットがあり、最適な選択は使用者のライフスタイルや重視する要素によって決まります。

紙パック式は手軽さと衛生面で優秀です。 メンテナンスが簡単で、ゴミ捨て時にホコリが舞いにくく、アレルギーを持つ家族がいる家庭には適しています。 サイクロン式は吸引力の持続性とコスト面で魅力的で、紙パック代がかからず、こまめな掃除が苦にならない人には経済的メリットが大きいです。

しかし、これらの従来型掃除機の概念を変える新しい選択肢も登場しています。吸引・水拭き・除菌が同時にできる『AquaX Plus』なら、従来の掃除機では実現できなかった便利さを兼ね備えています。 

ホコリから液体汚れまで一度に清掃でき、同時に菌・ダニ・花粉などのアレルゲン物質も99%除去します。さらに、本体内部とブラシのセルフクリーニング&自動乾燥機能により、複数の掃除用具を使い分ける手間から解放され、さらにお手入れまで簡略化されるため、掃除時間を大幅にカットできます。 

掃除時間の短縮と床の清潔さを両立させたい方には、『AquaX Plus』のような新世代の水拭き掃除機も検討する価値があります

“掃除の手間を減らしたい”“床の清潔感をもっと上げたい”という方には、とくに満足度の高い選択肢です。

より詳しい機能や使用イメージは、『AquaX Plus』公式サイトでも確認できますので、ぜひ一度チェックしてみてください。

水拭き掃除機ならMindoo AquaX Plus

名前Y・H

肩書や役職マーケティング部

資格

経営学修士(MBA)、TOEIC公開テストスコア785

略歴

武蔵野大学グローバルコミュニケーション学部にてH.I.Sカナダでのインターンシップ等の海外経験を積んだ上で同学部を2019年に卒業。大手機械メーカーで新規開拓営業業務に従事。その後、青山学院大学国際マネジメント研究科(経営学修士:MBA)を経て、株式会社オープンロジに入社。カスタマーサクセスと経営企画業務を兼任。2024年2月から株式会社Mindoo Technologyにて各種マーケティング業務を担当。

主な著書特になし

SNS特になし

etc.

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