こんなヒト向けの記事:水拭き掃除機の導入を考えており、メリットとデメリットを知りたい方
ごみやホコリを吸ってくれるだけでなく、同時に拭き掃除も行ってくれる“水拭き掃除機”をご存じでしょうか。
水拭き掃除機を使用すれば、今まで拭き掃除にかかっていた時間を大幅に短縮することができます。
そこでこの記事では、水拭き掃除機のメリットとデメリットや、水拭き掃除機を選ぶ際に注意したいポイントについて解説します。
新たな掃除機の購入を考えている方は、ぜひ最後までお読みください。
水拭き掃除機とは?
水拭き掃除機とは、吸引と水拭きを同時に行える掃除機のことです。
吸引のみの一般的な掃除機と違い、本体にはブラシと給水タンクが搭載されています。
給水タンクからブラシへと水が送られ、そのブラシが回転することで水拭きを行ってくれる仕組みです。
水拭き掃除機にはさまざまな種類があり、その形式や仕組みによって分類されます。
以下では、“スティック型とロボット型”吸引式と拭き取り式”に分けて紹介します。
スティック型とロボット型
水拭き掃除機は、スティック型とロボット型の2種類に分けられます。
スティック型は、ヘッドとスティック部分が一体となった水拭き掃除機です。
狭い場所でも小回りが利くため、本棚と本棚のあいだのような、ロボット掃除機では掃除できない場所でもキレイにできます。
また、軽量で扱いやすいことから、階段での掃除も苦ではありません。
ロボット掃除機は自動操縦のため、今まで掃除に費やしていた時間を大幅に短縮できます。
また、スティック掃除機ではなかなか届かなかった家具の下なども、掃除することが可能です。
ボタン一つで掃除する曜日や、時間を指定できるのもうれしいポイントとなっています。
吸引式と拭き取り式
水拭き掃除機はほかにも、吸引式と拭き取り式に分けられます。
吸引式は、パワフルな吸引力で、固形のごみと液体汚れを同時に吸い込める水拭き掃除機のことです。
本体には給水用と排水用のタンクが搭載されており、常にキレイな水で掃除できます。
ただし、掃除時間を短縮できる一方で、排水タンクの水を捨てる際、髪の毛やホコリなどのごみが排水口に溜まりやすいというデメリットも存在します。
拭き取り式は、モップの回転で生じた摩擦力で、頑固な食べ物汚れや油汚れもキレイに落とせます。
しかし、吸引と水拭きを同時に行うことができず、切り替える際はヘッドを交換しなければなりません。
水拭き掃除機の種類別のメリット・デメリット
ここまで水拭き掃除機の種類を紹介しましたが、それらにはいったいどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
スティック型水拭き掃除機のメリット・デメリット
スティック型水拭き掃除機のメリットは、その扱いやすさにあります。
本体は比較的軽量で、持ち運びも楽に行えるので、階段や段差があるところも手軽に掃除できます。
また、クリーナースタンドがついており、掃除後はコンパクトに収納できるのも利点です。
スティック型水拭き掃除機のメリット・デメリット
スティック型水拭き掃除機 | |
メリット |
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デメリット |
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家具やベッドの下などの狭い場所では、専用のアタッチメントが必要になるというデメリットがあります。
また、最大稼働時間は20~30分と比較的短いモデルが多く、お部屋が広い場合だとバッテリーが途中で切れてしまうかもしれません。
ロボット型水拭き掃除機のメリット・デメリット
ロボット型水拭き掃除機は、自動操縦で部屋を掃除してくれるため、今まで掃除に費やしていた時間をほかの家事に使うことが可能です。
また、ベッドの下など、なかなかごみが取り除きづらい場所も掃除できます。
一方、シートやモップで床を掃除するので、ちょっとした段差にもつまずいてしまうというデメリットが存在します。
ロボット型水拭き掃除機のメリット・デメリット
ロボット型水拭き掃除機 | |
メリット |
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デメリット |
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アクセサリーやブロックなど、小さなものを吸い込むと故障するおそれがあるため、ロボット型水拭き掃除機を稼働させる際は、床にものが散らばっていないか確認しましょう。
水拭き掃除機の仕組み別のメリット・デメリット
水拭き掃除機には、吸引式と拭き取り式の2種類があります。
ここからは、それぞれのメリットとデメリットについて紹介します。
吸引式水拭き掃除機のメリット・デメリット
吸引式水拭き掃除機とは、パワフルな吸引力で固形のごみを吸い込み、それと同時にヘッドに搭載されたローラーやモップで拭き掃除をしてくれる掃除機のことです。
吸引と水拭きを同時に行ってくれるため、固形のごみと液体汚れの両方をまとめて掃除できます。
また、掃除時間が大幅に短縮できるのもメリットの一つです。
吸引式水拭き掃除機のメリット・デメリット
吸引式水拭き掃除機 | |
メリット |
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デメリット |
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しかし、サイズの大きいモデルが多く、小回りが利きづらいのがデメリットといえます。
重量もあるため、1階から2階への階段の掃除は負担になるかもしれません。
拭き取り式掃除機のメリット・デメリット
拭き取り式掃除機は、モップを回転させながら拭き掃除を行うため、頑固な油汚れや、食べ物汚れを簡単に落とせます。
また、掃除中は本体に搭載された給水タンクからモップへと水が行き渡るため、常にキレイな水で掃除できるのもメリットといえるでしょう。
拭き取り式掃除機のメリット・デメリット
拭き取り式掃除機 | |
メリット |
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デメリット |
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拭き取り掃除機のデメリットはやはり、吸引と拭き掃除が同時にできない点にあります。
そのため、普段は吸引のみの掃除を行う機会が多い方や、拭き掃除の頻度が少ない方に最適です。
普通の掃除機と比べた水拭き掃除機のメリット
普通の掃除機と比べた場合、水拭き掃除機のメリットはどういった点になるのでしょうか?
ホコリや花粉を舞い上げずに掃除できる
通常の掃除機では、排気口から出る風によってホコリや花粉を舞い上げてしまいます。
しかし、水拭き掃除機で掃除する場合は、ホコリや花粉が水分で押さえつけられるため、空中に舞い上がることはありません。
ホコリや花粉は、目や鼻に入ると風邪やアレルギーを引き起こす原因になるため、これらを防げるのは水拭き掃除機の大きな魅力です。
床にこぼした飲食物もキレイにできる
水拭き掃除機であれば、床にこぼした飲食物も吸引と水拭きでキレイに取り除くことができます。
従来の掃除機では、雑巾がけを別で行わなければならなかったため、吸引と水拭きが一度にできる水拭き掃除機は非常に便利な代物です。
床のざらつきを除去できる
通常の掃除機では、床に張り付いた細かなごみまで吸いきるのは非常に難しく、掃除後も床のざらつきが残ってしまう場合があります。
そのざらつきまで除去しようと思ったら、モップや雑巾などで水拭きしなければなりません。
水拭き掃除機であれば、吸引と水拭きの機能が搭載されているため、一台で細かなごみまで除去できます。
また、水拭き掃除機であればモップが床のすき間に入り込むため、雑巾で掃除するよりも効率的にキレイにできます。
水拭き掃除機を選ぶ際に意識したいポイント
ここからは、自分に合った水拭き掃除機を選ぶ際に意識したいポイントを紹介します。
ポイント①家の床材に対応しているか
水拭き掃除機は、そのモデルによって対応できる床材が異なるため、購入するときは事前に確認しましょう。
水拭き掃除機は、ヘッドを交換することによって、吸引と水拭きを切り替えることができます。
カーペットなど水拭きしたくない場所がある際は、吸引のみの掃除にも対応している製品が適しています。
ポイント②重さに問題はないか
水拭き掃除機を選ぶ際、製品の重量を確認しておくことも大切です。
水拭き掃除機も軽量化が進んでいる一方で、人によっては持ち運ぶときに重さを感じる場合があります。
そのため、事前に公式サイトなどで重さを調べたり、家電量販店で実際に手に持ったりして、どれくらいの重さか確認しましょう。
ポイント③自宅の収納スペースに置けるサイズか
水拭き掃除機を購入するときは、サイズにも注意しましょう。
水拭き機能が付加されたモデルは、給水タンクや排水タンクが搭載されているため、一般的なスティック掃除機よりもサイズは大きくなります。
そのため、購入したあとに「イメージしていたよりも大きかった!」となってしまい、収納スペースに困る場合があります。
購入する際はどこに収納するか決めて、あらかじめサイズを測っておきましょう。
ポイント④使用目的に適しているか
購入を検討している水拭き掃除機が、使用目的に適したタイプであるか確認しなくてはなりません。
水拭き掃除機には、以下のタイプがあります。
水拭き掃除機のタイプ
- 従来の掃除機に床拭き機能を搭載したタイプ
- ヘッドを付け替えることで、固形のごみの吸引と拭き掃除ができるタイプ
- お湯や専用洗剤を入れられるタイプ
このように、モデルによって搭載されている機能が異なります。
たとえば小さなお子さまがいるご家庭で、床の食べこぼし汚れや油汚れが気になる場合は、お湯や専用洗剤を入れられるタイプがおすすめです。
ポイント⑤メンテナンスは行いやすいか
メンテナンスのしやすさも、水拭き掃除機を選ぶうえで大切なポイントです。
水拭き掃除機は水を入れて稼働させるため、一般的な掃除機と比べてこまめにお手入れする必要があります。
濡れた状態のタンクやモップを長期間放置すると、雑菌が繁殖する原因になるので注意しなければなりません。
それらのお手入れが面倒な方は、モップや本体内部を自動でクリーニングし、乾燥まで行ってくれるものを選びましょう。
また、水拭き掃除機はフィルターやブラシなどのパーツを定期的に交換しなければならないため、あらかじめパーツの値段や交換の目安を確認しておくことも重要です。
ポイント⑥連続使用時間は十分か
連続使用時間も製品によって異なるため、事前にどれくらいの長さなのか確認しましょう。
一般的に、スティック型水拭き掃除機の連続使用時間は20~30分とされています。
水拭き掃除機はコードレスタイプのため、バッテリーが切れたあとは、充電しなければなりません。
そのため、掃除する部屋の範囲や、購入を検討している水拭き掃除機の連続使用時間を考慮したのちに、購入を決めてください。
水拭き掃除機はどこで購入できる?
従来の掃除機とは仕組みが違う水拭き掃除機は、家電量販店やネットショップでも購入できるのでしょうか。
家電量販店
水拭き掃除機は、大手の家電量販店で購入できます。
家電量販店は、最新モデルが常に店頭に並んでおり、実物を見て手に取れる点がメリットといえます。
また、売り場のスタッフから直接説明が聞けるのも魅力の一つです。
水拭き掃除機に求めている機能の特徴などを伝えると、スタッフの方がそれに見合った製品を提案してくれます。
ネットショップ
ネットショップは実店舗に行く手間が省けるため、人気のある購入方法です。
実店舗とは違い、賃料や人件費がかからないことから、商品の販売価格が抑えられています。
また、複数のネットショップの販売価格を簡単に比較し、最安値で購入できるのもメリットの一つといえるでしょう。
ただし、実物を手に取って確認できるわけではないので、届いた製品がイメージしていたものと違う可能性もあります。
「安く購入したいが、実物を見てからではないと不安」という方は、ネットショップでの購入を避けたほうがよいでしょう。
リユース・リサイクルショップ
リユース・リサイクルショップのメリットは、実物を見てリーズナブルな価格で購入できる点にあります。
中古の水拭き掃除機は、基本的に新品よりも安い価格で購入できるので、新品にこだわらない方はリユース・リサイクルショップでの購入がおすすめです。
ただし、中古家電の場合保証期間が切れていたり、そもそもついていなかったりするケースが多々あります。
そのため、購入した製品が故障や不具合を起こした場合は、買い替えなければなりません。
リユース・リサイクルショップで購入する際は、それらのリスクが伴うことを視野に入れておきましょう。
最旬の乾湿両用の水拭き掃除機
Mindoo Technologyの『AquaX(アクアエックス)』は、掃除後の面倒なお手入れを自動で行ってくれる水拭き掃除機です。
吸引と水拭き、セルフクリーニングが一台で完結するため、今まで掃除にかかっていた時間を大幅に短縮できます。
また、手を添えるだけでスイスイ動く自走式ヘッドを採用しているため、操作を負担に感じることもありません。
Mindoo AquaX(アクアエックス)の特徴
名称 | Mindoo AquaX |
機能 |
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特徴 |
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水タンク容量 | 給水420ml、排水500ml |
サイズ(幅×奥行×高さcm) | 28×26.8×109.9 |
重さ | 3.8kg |
最大稼働時間 | 35分 |
メーカー希望小売価格 | 54,800円(税込) |
しつこい油汚れや、食べ物汚れも強力パワーで一掃できるので、小さなお子さまがいるご家庭にもぴったりです。
『AquaX』の実際の使用感は以下の記事でご紹介しています。
Mindooの水拭き掃除機『AquaX』の使用感をレビュー!【実際に使ってみた】
拭き掃除が面倒な方には、水拭き掃除機がおすすめ
本記事では、水拭き掃除機のメリットとデメリット、購入する際に意識したいポイントを解説しました。
水拭き掃除機は、固形のごみと液体汚れを同時に一掃できる便利な掃除機です。
従来のキャニスター掃除機とは違い、排気口が搭載されていないため、ホコリや花粉を舞い上げることもありません。
Mindoo Technologyの『AquaX(アクアエックス)』は、充電スタンドに戻すだけでセルフクリーニングを行ってくれるため、お手入れが面倒な方にぴったりです。
また、落とすのが面倒な食べ物汚れや、油汚れも強力パワーで簡単に落とせます。
水拭き掃除機が気になっている方は、ぜひこの機会に購入を検討してみてください。