掃除機のヘッドブラシに髪の毛が何重にも巻きついているのに、そのまま放置していませんか?
ブラシをお手入れせずにいると、吸引力の低下や故障につながることがあります。
そこで本記事では、掃除機に絡まった髪の毛やペットの毛を解消する方法を解説します。
記事の後半では、メンテナンスが容易な機種や髪の毛が絡まりにくく改良された機種を厳選してご紹介しているので、買い替えをご検討中の方はぜひご覧ください。
子育て中の掃除に関する不安を払拭し、赤ちゃんと過ごす時間を思い切り楽しみたい方は、ぜひご覧ください。
掃除機に髪の毛が絡まる理由
掃除機に髪の毛が絡みついてしまうことには、いくつかの理由があります。
以下から、詳しく見ていきましょう。
髪の毛が絡みやすいブラシが搭載されているから
ブラシがヘッドに搭載されている掃除機は、髪の毛や糸くず、ペットの毛などがどうしても絡まってしまいます。
絡まった長い髪の毛をそのまま放置すると、ブラシの動きが悪くなり、故障を引き起こす原因にもなります。
ブラシにカバーがついていないから
掃除機のヘッドがスムーズに動く自走式タイプには、ヘッドの両端にローラー(車輪)が搭載されています。
ブラシの両端にカバーがついていないと、このローラーに髪の毛が絡まることがあるのです。
ローラーに髪の毛などの長い糸状のものが絡まると、掃除機の動きが悪くなり吸引力が低下するだけでなく、フローリングを傷つけてしまうこともあります。
長い髪の毛が落ちているから
床に落ちた長い髪の毛は短い髪の毛に比べて、ブラシにグルグルと何重にもなって巻きついてしまいます。
誰しも、知らず知らずのうちに髪の毛は抜け落ちています。
健康な人でも1日に50~100本ほど自然に抜けるといわれていますから、これはどんなに気をつけていても防ぎようがありません。
また髪の毛だけでなく、長毛のペットから抜け落ちた毛もブラシによく絡まります。
長毛のペットと一緒に暮らしている場合は、ブラシをこまめにお手入れしましょう。
掃除機に絡まった髪の毛の対処法
掃除機のブラシに絡まった髪の毛は、どのように対処すべきなのでしょうか?
ここからは、正しいお手入れ方法をご紹介します。
ハサミやピンセットで取る
掃除機に巻きついてしまった髪の毛は、ハサミで切ったりピンセットで引っ張ったりすれば簡単に取り除けます。
ハサミの場合は、巻きついている髪の毛に何か所か切り込みをいれて、そのまま引き抜いてしまうのがよいでしょう。
その際は、ブラシの毛を誤ってカットしてしまわないように十分に注意してください。
また、ハサミでも取り除けなかった髪の毛やペットの毛は、ピンセットでつまんで引き抜きます。
手芸用のリッパーを使えば、巻きついた部分を安全にカットすることができるので、お持ちの方は試してみるのもおすすめです。
水洗いする
髪の毛だけでなく、ブラシ全体の汚れが気になるときは、分解して水洗いしましょう。
目に見えないホコリや塵、さらに短い毛、糸くずなどはブラシ全体を洗い流すことで、ハサミやピンセットを使うよりも短時間でキレイにできます。
ただし、水洗いに対応していない掃除機もあります。
特にヘッドにモーターを搭載した掃除機は、ブラシの水洗いが不可である可能性が高いため、お手持ちの掃除機がどちらなのかを必ず確認してください。
掃除機に髪の毛を絡ませないためのコツ
掃除機に髪の毛を絡ませないためには、カーペットであれば、通称コロコロとよばれる“粘着テープ”、フローリングであれば“ワイパーシート”使用するのがよいでしょう。
目に入る床の髪の毛は気になって「手っ取り早く掃除機で吸ってしまいたい!」と考える方は多いかと思われます。
そのほうが一気にキレイになりますし、手間もかかりませんよね。
しかし、日々のブラシのお手入れが面倒だと感じている方こそ、あらかじめ目に見える髪の毛を取り除いてから掃除機をかけるのが一つの策です。
掃除機に対するお手入れの回数が、グッと減ることを実感していただけると思います。
関連記事:フローリングの正しい掃除方法は?素材や汚れ別に紹介
髪の毛が絡みにくい掃除機を選ぶポイント
髪の毛が絡まりにくい掃除機を選ぶポイントは、以下の通りです。
ポイント①お手入れのしやすさ
メンテナンスが簡単な掃除機を選べば、掃除も煩わしくなくなるかもしれません。
特に髪の毛の“絡まりにくさ”を最大のセールスポイントに、さまざまなメーカーから技術が光る機種が売り出されています。
たとえば、“髪の毛カット機能”を搭載した掃除機であれば、ヘッドについたカッターが吸い取った髪の毛を自動でカットし、そのまま吸引してくれます。
ほかにも、円錐型のブラシが髪の毛をヘッドの中央に集めて吸い取ることによって、ブラシに絡まりにくくしたタイプなど、多種多様です。
掃除機のブラシに巻きつく髪の毛だけでなく、ホコリや塵といった汚れもお手入れしたい方は、これらの機能に加えてブラシが丸洗いできるものを選ぶとなおよいでしょう。
ポイント②吸引力
吸引力の高さから、掃除機を選ぶのもおすすめです。
高い吸引力が特徴で売り出されている掃除機はパワフルで、髪の毛のみならず目に見えないホコリや塵を逃さずしっかり吸い取ってくれます。
この吸引力の高さから、長い髪の毛がブラシに巻き取られる前に、奥に吸引してくれるのです。
吸引力の高さを売りにした掃除機は、最新型を選んだほうがブラシに髪の毛が絡まる現象をより減らせるでしょう。
ポイント③ヘッドの種類
掃除機のヘッドには、さまざまな種類があることをご存じでしょうか?
ここでは、主な3種類の特徴を解説します。
ヘッドの種類
種類 |
特徴 |
パワーブラシ |
ヘッドに内蔵されたモーターの力でブラシを回転させながら吸引する 毛足の長い絨毯やカーペットの上でも、強力なパワーで髪の毛や糸くずをしっかりかき出す |
タービンブラシ |
吸引時の風の力でブラシを回転させる ヘッドにモーターを内蔵していないぶん、コンパクトで軽い パワーブラシに比べてごみをかき出す力は弱いため、フローリングに向いている |
フロアブラシ |
ヘッドにブラシを搭載していないため、髪の毛や糸くずが絡まることがない リーズナブルなモデルが多い ブラシによるかき出す力はないため、フローリング向き |
「髪の毛は絡んでほしくないけど、吸引力も譲れない!」という方は、パワーブラシ搭載の掃除機に、髪の毛が絡まりにくい工夫が施されたモデルを選びましょう。
値は張るかもしれませんが、お手入れが楽であるうえに、部屋も隅々までキレイになるので、きっと満足度の高い買い物になるはずです。
おすすめの掃除機18選!
ここからは、実際にイチオシの掃除機をメーカーごとに厳選してご紹介します。
Mindoo|AquaX(アクアエックス)
Mindooが展開するAquaX(アクアエックス)は、吸引のほかに同時に水拭きや除菌ができる次世代の掃除機です。
「普段のお掃除で水拭きは面倒……」という方でも、AquaXがあれば、目に見えない皮脂汚れや砂埃、ペットの抜け毛を一掃できるので、ピカピカになること間違いありません。
使用後はスタンドに立て掛けておくだけで、汚れたブラシと本体内部を自動で洗浄してくれるので、面倒なお手入れも不要です。
また、ヘッドのロールブラシはワンタッチで簡単に取り外せるので、しっかりとお手入れしたい際には水洗いすれば、常に清潔な状態を保つことができますよ。
掃除機のブラシに絡みついた髪の毛は、ハサミやピンセットを使用してこまめに取り除こう
本記事では、掃除機のブラシに巻きついた髪の毛を取り除く方法と、髪の毛が絡みにくいブラシを搭載した最新の掃除機をご紹介しました。
ブラシに髪の毛が絡みついて吸引力が低下したと感じたら、ハサミやピンセットを使ったり、水洗いしたりして取り除きましょう。
長い髪の毛やペットの毛が特に気になる場合は、あらかじめ粘着テープやワイパーシートを使用して、ある程度取り除いたあとに掃除機をかけるのがおすすめです。
水拭き掃除機のMindoo AquaXでは、次世代水拭き掃除機であるAquaXを展開しております。
ブラシの汚れが気になる際は、簡単に取り外して水洗いすることができるので、いつでも清潔な状態を保てます。