水拭き掃除機のお手入れ方法と放置したときのリスクをご紹介

こんなヒト向けの記事:水拭き掃除機を購入したあとの、お手入れ方法を知りたい方

液体汚れと固形のごみ、その両方の掃除が可能になった乾湿両用の水拭き掃除機が、近年注目を集めています。

使い勝手やお手入れ方法がどのようなものか、気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、水拭き掃除機のお手入れ方法と、放置したときに起こるトラブルを紹介します。

水拭き掃除機の購入を検討されている方はもちろん、水拭き掃除機について知りたい方もぜひ参考にしてみてください。




水拭き掃除機とは?

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水拭き掃除機とは、吸引と水拭きを同時に行える掃除機のことです。
本体には、従来の吸引機能にくわえて、給水タンクとモップが備わっており、水を含んだモップを回転させることで、水拭きを可能にしています。

床がベタついているときなど、吸引機能のみの掃除機では、掃除機をかけたあとに雑巾で水拭きをしなければならず、どうしても時間と労力がかかってしまうものです。

しかし、水拭き掃除機であれば、1台で吸引と水拭きを同時に行えるため、これまでの掃除の手間を大幅に軽減することができます。

また、雑巾がけのようにしゃがんで作業する必要がなく、立ったままで床の拭き掃除ができますので、体への負担も少なく済むでしょう。

吸引機能のみの掃除機との違い

吸引と水拭きを同時に行えるという点が、吸引機能のみの掃除機と水拭き掃除機の大きな違いです。

こぼしてしまった飲食物の汚れや床についた皮脂、ざらつきなどは、吸引機能のみの掃除機では対処しきれません。
その点、水拭き掃除機であれば、濡れたモップがついているので、キレイに拭き取ることができます。

また、水拭き掃除機では、吸引機能のみの掃除機に起こりがちな、排気によるホコリなどの飛散を抑えることができます。

水拭き掃除機の種類

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水拭き掃除機には、吸引式と拭き取り式の2種類があります。
以下で、それぞれの特徴を見ていきましょう。

吸引式

水拭き掃除機で多く採用されているのが、吸引式です。
液体汚れと固形のごみをまとめて吸引しながら、ヘッド部分に備え付けられたモップで水拭きができるタイプです。

本体についている2つのタンクは、給水用と排水用に分かれており、水拭き用のキレイな水は給水タンクから送り込まれ、汚れた液体やごみは排水タンクに集められます。
ホコリや髪の毛などのごみがすべて排水タンクに溜まってしまうため、汚水を捨てるときは排水口を詰まらせないように気をつける必要があります。

そのほか、モップの自動クリーニング機能や、水拭きに特化した大容量のタンクが備わっていることから、水拭きをメインで使用したい方におすすめの種類です。

拭き取り式

拭き取り式は、吸引せずにモップの回転だけで水拭きをする仕組みです。
水拭きのときに吸引をしないため、稼働音が静かであることが嬉しいポイントの一つです。
ヘッド部分の給排水タンクから、キレイな水を給水しながら水拭きを行い、汚れた液体や吸着した汚れは排水タンクに収集されます。

水拭き機能がついているヘッド部分以外は、従来の掃除機と同じ構造ですので、ヘッド部分を付け替えるだけで、水拭き機能と吸引機能を簡単に切り替えることができます。

一方で、水拭き機能を頻繁に使用したい方にとっては、ヘッド部分の付け替えがわずらわしいと感じてしまうかもしれません。
そのため、普段は吸引機能をメインで使用し、たまに水拭きをする程度の頻度で使用する方におすすめの種類です。

水拭き掃除機のお手入れ方法


水拭き掃除機の購入を検討している方は、お手入れのしやすさにも注目しておきたいところです。
水拭き掃除機のお手入れを怠ると、吸引力の低下やカビの発生につながりますので、使用後は必ず説明書に沿ってお手入れをしましょう。

機種によっては、自動クリーニング機能が搭載されているものもありますので、楽にお手入れをしたい方におすすめです。

以下では、水拭き掃除機ならではのパーツである、モップと排水タンクのお手入れ方法を紹介します。

モップ(ロールブラシ)

モップ部分のお手入れは、モップを取り外して手洗いしたあとに乾燥させる、という手順で行うのが基本です。
丸洗いができるので衛生的ではありますが、掃除のたびに毎回取り外すとなると面倒に感じてしまいますよね。

そんなときに便利なのが、自動クリーニング機能と自動乾燥機能です。
これらの機能は、掃除機が自動でモップの洗浄や乾燥をしてくれるので、手を汚すことなくお手入れが完了でき、非常に便利です。

ただし、自動乾燥機能がついていない製品の場合は、自動クリーニング後にモップを取り外して、風通しの良い日陰に干して乾燥させましょう。

排水タンク

排水タンクに溜まった汚水は、水拭き後に毎回捨ててキレイにすすぎましょう。

排水タンクは、お手入れをする頻度が高いパーツです。
取り外し方などを必ず確認し、説明書に記載されている方法に沿って、正しくお手入れをしてください。

水拭き掃除機をお手入れせずに放置するとどうなる?

掃除機を使用したあとに、毎回きちんとお手入れをしている方は少ないかもしれません。

掃除機本来のパフォーマンスを発揮させるためにも、定期的なメンテナンスは必須です。
ここでは、お手入れをしないまま放置すると起こりうるリスクを紹介します。

吸引力の低下

吸引したごみが溜まる部分であるダストケースや、掃除機本体へのごみの侵入を防ぐフィルターをお手入れしないまま放置すると、吸引力の低下につながります。

そのため、ダストケースに溜まったごみは、満杯になる前に捨てるようにしましょう。
ただし、ダストケースのごみをきちんと捨てていたとしても、フィルターにホコリやごみが詰まっていては、やはり吸い込む力が弱まってしまいます。

それぞれのお手入れ方法として、ダストケースは、ごみを捨てたあとに水洗いをして乾いた布などで拭き取ってください。

フィルターは、付着しているホコリやごみを取り除いたあとに、水と中性洗剤をつけて優しく撫でるように洗います。

どちらも、洗浄後は日陰に干し、完全に乾かしてから掃除機本体に取り付けます。

なお、フィルターはもみ洗いをしたり、ブラシでこすったりすると傷めてしまうおそれがありますので気をつけてください。

カビなどによる悪臭の発生

水拭きをしたあとのモップをそのままにしておくと、雑菌が繁殖してカビや悪臭が発生する原因になります。
自動乾燥機能が搭載されていない掃除機の場合は、日陰に干してしっかりと乾かしましょう。

また、モップ本体は消耗品のため、使いつづけると水拭きの性能が下がってしまうおそれがあります。
定期的な交換も、忘れずに行ってください。

水拭き掃除機を選ぶ際のポイント

ここまで、水拭き掃除機の種類やお手入れのしやすさについて紹介してきましたが、そのほかにも選ぶ際のポイントがいくつかあります。
ご自身に合う水拭き掃除機と出会うためには、どのような点に注意したらよいのか見ていきましょう。

ポイント①床材に対応しているか

水拭き掃除機の製品によっては、対応していない床材があります。
そのため、購入しようとしている水拭き掃除機が、ご自宅の床材に対応しているかどうかはあらかじめ確認しておくことが大切です。

ポイント②お手入れに手間がかからないか

水拭き掃除機のフィルターやモップは消耗品のため、定期的に交換する必要があります。
交換時期の目安や、消耗品の価格なども事前にチェックしておきましょう。

また、ダストケースなどのパーツは、お手入れの頻度が高くなりますので、取り外しやすいかどうかも確認すべきポイントです。

ポイント③サイズと重さは問題ないか

一般的なコードレス掃除機では軽量化が進んでいますが、水拭き掃除機は、まだ大きくて重たいものが大半を占めています。

そのため、収納時や持ち運びのことを考慮して、あらかじめ本体のサイズと重さを家電量販店などで確かめておくことも一案です。

購入したあとに「収納する予定の場所に入らなかった」「持ってみると思ったより重たかった」といった事態にならないように、前もって調べておきたいところです。

ポイント④最大稼働時間は短くないか

最大稼働時間も製品によって違います。
最大稼働時間が短いと、広い範囲を掃除する際に、途中で充電切れになってしまうかもしれません。

掃除する場所や範囲などから、連続して使用する時間がどれくらいになるかを想定しておき、それに適応した製品を選びましょう。

とはいえ、30分以上の連続稼働が可能な水拭き掃除機がほとんどですので、相当な範囲、あるいは念入りに掃除をしたい方でなければ心配しすぎる必要はありません。

ポイント⑤使用目的に適しているか

水拭き掃除機には、ヘッド部分を付け替えて吸引と水拭きを使い分けるタイプと、吸引と水拭きを同時に行えるタイプがあります。

「吸引をメインで使用して、たまに水拭きをしたい」という方には、前者のヘッド部分を付け替えられるタイプが向いているでしょう。

逆に「水拭きをメインで使用したいから、都度付け替えるのは面倒だ」という方は、後者の吸引と水拭きが同時に行えるタイプが向いているといえます。
このように、吸引と水拭きのどちらを重要視しているかで選んでみてください。

ほかにも、床の油汚れを掃除したい方は、お湯や洗剤を投入できる機種を選ぶなど、ご自身の使用目的が水拭き掃除機の機能と一致しているか、見極めることが大切です。

最旬の乾湿両用の水拭き掃除機


近年注目されている水拭き掃除機には、吸引と水拭きを同時に行えるという特長があり、これまで掃除のときに感じていたストレスを大幅に軽減できる優れものといえます。

さまざまな種類の水拭き掃除機が販売されていますが、以下では、なかでもイチ押しの、Mindooの『AquaX(アクアエックス)』を紹介します。

吸引、水拭き、除菌が1台で完結する水拭き掃除機

Mindooの『AquaX(アクアエックス)』は、吸引と水拭き、さらに除菌もできる吸引式の水拭き掃除機です。
扱いやすく、高性能な水拭き掃除機をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。

Mindoo AquaXの特徴

名称 Mindoo AquaX
機能
  • 水拭き(吸引同時)
  • 吸引のみ
  • 自動クリーニング
特徴
  • コードレス
  • 液晶ディスプレイ
水タンク容量 給水420ml、排水500ml
サイズ(幅×奥行×高さcm) 28×26.8×109.9
重さ 3.8kg
最大稼働時間 35分
メーカー希望小売価格 54,800円(税込)

 

固形のごみはもちろん、油汚れ、ベタつきもしっかりと落とします。
また、髪の毛やペットの毛が絡みにくい特殊な構造で、壁際やすき間のごみも逃しません。

1台3役のAquaXを使って、日々のお掃除をもっと楽にしてみてはいかがでしょうか。

『AquaX』の実際の使用感は以下の記事でご紹介しています。


Mindooの水拭き掃除機『AquaX』の使用感をレビュー!【実際に使ってみた】

水拭き掃除機のお手入れはこまめに行いましょう

今回は、水拭き掃除機のお手入れ方法と放置すると起こるトラブルなどを紹介しました。

水拭き掃除機は、モップや排水タンク、ダストケース、フィルターのお手入れが必須です。

これらのお手入れを怠ると、吸引力の低下やカビなどによる悪臭の発生につながりますので、使用後はしっかりとお手入れをして、製品本来の性能を維持したいものです。

素早くキレイにできる水拭き掃除機を、長く安心して活用することで気持ちの良い空間で過ごしましょう。

Mindoo Technologyでは、汚れの吸引や水拭き、除菌が1台で完結する『AquaX』を販売しています。

自動クリーニング機能付きの吸引式水拭き掃除機をお探しの方は、ぜひご検討ください。

水拭き掃除機ならMindoo AquaX

名前Y・H

肩書や役職マーケティング部

資格

経営学修士(MBA)、TOEIC公開テストスコア785

略歴

武蔵野大学グローバルコミュニケーション学部にてH.I.Sカナダでのインターンシップ等の海外経験を積んだ上で同学部を2019年に卒業。大手機械メーカーで新規開拓営業業務に従事。その後、青山学院大学国際マネジメント研究科(経営学修士:MBA)を経て、株式会社オープンロジに入社。カスタマーサクセスと経営企画業務を兼任。2024年2月から株式会社Mindoo Technologyにて各種マーケティング業務を担当。

主な著書特になし

SNS特になし

etc.

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