仕事や家事に追われ、忙しい日々を送っていると、掃除の時間を作るのも大変ですよね。
そんななか、「ほかの家庭はどのくらいの頻度で掃除しているの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
今回は、生活スタイル別・場所別の掃除の頻度や、掃除を行う際のポイントについて解説します。
この記事を読んでベストな掃除の頻度を知り、適切に掃除を行って、居住空間を日々清潔に保ちましょう。
目次
理想的な掃除の頻度は?
掃除の理想の頻度とは、どのくらいなのでしょうか?
一般的には、掃除する頻度は、週に1~3回が平均的な回数といわれています。
ただし、生活スタイルによっては、必ずしもこの回数が最適とは断言できません。
同じ広さや間取りの部屋でも、家族の人数や使用状況などによって、ゴミの量や、一度キレイにしてから散らかるまでの早さは変わってきますよね。
そこでまずは、生活スタイルと体質に分けて、理想的な掃除の頻度をお伝えしていきます。
生活スタイルに合わせる
生活スタイルの違いを考慮すると、理想的な掃除の頻度は以下になります。
生活スタイル別の理想的な掃除の頻度
生活スタイル | 頻度 |
一人暮らし | 平日に軽く1回、休日に部屋全体を1回 |
共働き世帯 | 平日に軽く1回、休日に細部まで1回 |
子育て世帯 | リビングを重点的に週2回 |
生活スタイルに合わせて、無理のない頻度で掃除することが大切です。
後ほど、より詳しく解説していきます。
体質に合わせる
アレルギー体質の方がいる家庭は、毎日掃除をして、室内を清潔に保ちましょう。
なぜなら、ホコリやダニなどのハウスダストが、アレルギー反応を引き起こす原因になりうるからです。
ハウスダストは目に見えないため、一見キレイに見える部屋にもハウスダストが溜まっている可能性があります。
生活スタイル別の掃除の頻度とポイント
ここでは、より詳しく生活スタイル別の掃除の頻度とポイントについてお伝えします。
特に「平日は働いているから、掃除の時間がとれない……」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
一人暮らし
一人暮らしの場合は、平日に1回は簡易的に掃除を行い、休日に部屋全体を掃除しましょう。
外へ働きに出ている方は、自宅にいる時間は平日の朝と夜、休日くらいなので、それほど部屋は汚れることはないはずです。
平日には掃除機を使って、床のホコリや髪の毛などを取り除くような軽い掃除を行い、時間がとれる休日に、部屋全体を掃除することをおすすめします。
共働き世帯
共働き世帯は、平日に軽く1回、休日に細部まで1回掃除することをおすすめします。
共働き世帯の場合は、平日は掃除する時間がとりにくく、休日にまとめて掃除するケースが多いのではないでしょうか。
とはいえ、平日にまったく掃除しないと5日分の汚れが溜まってしまい、週末の掃除に影響が出てしまうので、平日にも軽く掃除することが重要です。
共働きで金銭的に余裕がある場合は、ロボット型掃除機など、自動で部屋を掃除してくれる掃除機を導入するのも一案です。
子育て世帯
子育て世帯の場合は、リビングを重点的に週1~2回掃除するのがおすすめです。
小さなお子さまがいる家庭では、日中をリビングで過ごす時間が多いので、こういった場所こそ、ホコリやハウスダストを取り除いて常に清潔に保ちたいですよね。
お子さまが昼寝しているあいだに、ホコリが飛び散らず、大きな音も出ないモップで気になる部分を掃除するなど、隙間時間を活用したいものです。
ほかの生活スタイルのように平日と休日に分けず、週に1~2回を目安として、リビングを重点的に掃除しましょう。
場所別の掃除の頻度とポイント
場所別の掃除の頻度は、以下の通りです。
場所別の掃除の頻度
- リビング
- キッチン
- 寝室
- お風呂
- トイレ
- 洗面所
- ベランダ
家の中の場所によって、掃除する方法は変わるため、かける時間や頻度は変わってきます。
具体的な方法を解説していくので、ぜひお役立てください。
リビング
リビングの掃除の頻度
- 所要時間:5分~
- 掃除の頻度:週2~3回
家族が長い時間を過ごすリビングは、毎日キレイにしておきたいものですよね。
過ごす時間が多いぶん、汚れも多くなりがちです。
忙しいときは、「今日はここだけ」と範囲を区切って、ストレスがかからないように掃除するのも一つの手です。
入念に掃除する場合は、照明や家具の上など、高い場所にあるホコリを取り、床に落ちた大きなホコリを掃除機で吸い取ります。
そのあとに、リビングの隅々まで水拭きを行えば、細かなホコリや皮脂汚れを漏れなく掃除することができます。
生活の軸となる空間なので、常に清潔さを保てるように、こまめに掃除しましょう。
関連記事:フローリングの正しい掃除方法は?素材や汚れ別に紹介
キッチン
キッチンの掃除の頻度
- 所要時間:15分~
- 掃除の頻度:毎日(使用した日)
キッチンは使用したぶんだけ、油汚れが溜まります。
油汚れは溜まると落ちにくくなるので、汚れたらその都度拭き取るなどして、汚れを溜めないよう心がけましょう。
コンロ周辺の油汚れには、重曹をはじめとするアルカリ性洗剤が非常に効果的です。
アルカリ性洗剤を含ませたキッチンペーパーで、使用後のコンロを拭いておくと、しつこい油汚れを溜めずに清潔さを保てます。
また、シンクや排水溝のぬめりはニオイの原因となるため、消臭効果のある過炭酸ナトリウムを使って落としておきましょう。
寝室
寝室の掃除の頻度
- 所要時間:5分~
- 掃除の頻度:週1回
寝室は、布製品が毎日使われている場所なので、ホコリが舞いやすい場所です。
また、抜け毛がホコリと絡み合って床に散らばるため、こまめに掃除しないと清潔感の欠けた空間になってしまいます。
寝室を清潔に保つにも、週に2~3回は掃除しましょう。
モップなどを使い、適宜ホコリを取り除いていけば、汚れが溜まりにくくなります。
お風呂
お風呂の掃除の頻度
- 所要時間:5分~
- 掃除の頻度:週1回
お風呂は、湿気が溜まりやすため、カビやすく、水あかが発生しやすい場所です。
使用後に壁や床を水で流したうえで、水気も残らないように拭いておくと、汚れは残りませんし、カビの発生も予防できます。
入念に掃除する場合は、壁や床を粉末の重曹で掃除したあと、シャワーで流しましょう。
排水口は市販のカビ取り剤を使って、月に一度は掃除してください。
トイレ
トイレの掃除の頻度
- 所要時間:5分~
- 掃除の頻度:週1回
トイレは毎日使うため、清潔感を保ちたいですが、汚れも溜まりやすいのでこまめな掃除が必要です。
たとえば、気づいたときに、ティッシュペーパーで気になる部分をひと拭きするだけでも、キレイな状態を保つことができます。
毎日掃除するのが難しいなら、泡スプレーやスタンプといった便利なトイレ洗浄グッズを上手く利用して、汚れを溜めないようにしましょう。
洗面所
洗面所の掃除の頻度
- 所要時間:5分~
- 掃除の頻度:週1回
洗面所も水を使うため湿気が溜まりやすく、カビや黒ずみが目立ちがちですよね。
1日1回でも洗面台をスポンジで拭けば、水あかが溜まりにくくなります。
そのうえで、最低でも週に1回は、スポンジや歯ブラシを使って洗面台をこすり洗いすれば、清潔な洗面所を維持できます。
手あかや水あかがつきやすい鏡は、週1回布で拭いておくと、常に洗面所がキレイな状態に見えるため、おすすめです。
玄関
玄関の掃除の頻度
- 所要時間:10分~
- 掃除の頻度:週1回
玄関は家の顔ともいえるので、常にキレイな状態を維持しておきたいところです。
玄関は、外から持ち込まれたホコリや泥が溜まり、汚れやすい場所の一つです。
溜まった汚れをそのままにしておくと、タイルが黒ずみ、清潔感が損なわれてしまいます。
玄関の掃除は、まずドアを開けて通気性をよくしたうえで、ほうきで土ぼこりを集めて掃除するか、掃除機で吸い込みます。
そのあと、固く絞った雑巾で汚れを拭き取りましょう。
掃除の頻度は毎日が理想ですが、忙しい場合は、最低でも週に1回は掃除しておきたいところです。
ベランダ
ベランダの掃除の頻度
- 所要時間:10分~
- 掃除の頻度:月1回
ベランダの掃除は、月に1回の頻度で十分です。
ベランダは外に面しているため、外から舞い込んでくるホコリや花粉、砂などが溜まります。
月に1回程度でよいので、ほうきやデッキブラシで掃き、しっかりと床の汚れを拭き取ることをおすすめします。
また、手すりにもホコリが多くついているため、固く絞った雑巾で拭くなどして、忘れずに手入れしましょう。
家電別掃除の頻度とポイント
家電は、定期的に掃除をすれば長持ちし、十分なパフォーマンスを発揮してくれます。
ここでは、家電の種類ごとの掃除の頻度を解説します。
以下に家電別の掃除の頻度をまとめたので、まずはこちらをご覧ください。
家電別の掃除の頻度
家電 | 掃除の頻度 |
洗濯機 | 月1回 |
エアコン | 年1回 |
掃除機 | 吸引力が弱くなったら |
以降で、詳しく説明していきます。
洗濯機
使用頻度が高い洗濯機は、掃除をしないと糸くずやホコリが内部に溜まってしまいます。
そのため、洗濯機の外側や洗濯槽は、月に1回は掃除することをおすすめします。
洗濯槽の掃除は、専用の洗剤を入れて洗濯機を回すだけなので簡単です。
洗濯機内部の糸くずフィルターは、見落としがちなので、使用するたびにゴミを取り除くように意識しましょう。
エアコン
エアコンは、掃除を怠るとカビやホコリの発生源になるため、フィルター掃除を月に1回、内部の清掃を年に1回行うことをおすすめします。
ただし、キッチンに隣接したリビングに設置されているエアコンは、油汚れがつきやすいため、フィルター掃除の頻度を週1回にまで増やす必要があります。
使用頻度の低い部屋のエアコンについては、月に1回の掃除で十分です。
どのエアコンにも共通していえることですが、エアコン内部の掃除は、1年に1回、専門業者に依頼して掃除しましょう。
掃除機
掃除機は、吸引力が弱まってきたと感じたら、その都度掃除を行いましょう。
吸い込み口に髪の毛が絡みついたり、フィルターが目詰まりしていたりすると、しっかりとゴミやホコリが吸い込めなくなってしまいます。
掃除機を手入れする際には、水洗い可であれば水洗いを行い、不可であれば、ブラシやピンセットでホコリを取り除いてください。
関連記事:掃除機の寿命は何年?買い替えのサインや長く使うコツを紹介
最新の乾湿両用の水拭き掃除機
掃除機の機種によっては、自動でクリーニングを行う機能を搭載したものがあります。
そんな便利な機能をもった機種のなかで、注目されている掃除機をご紹介します。
2023年7月に発売されたMindooの『AquaX(アクアエックス)』は、吸引・水拭き・除菌の3機能がひとつになったコードレス水拭き掃除機です。
Mindoo AquaXには、セルフクリーニング機能が搭載されており、汚れたモップ・ブラシと本体内部が自動で洗浄されます。
水拭き後の汚れたモップやブラシを手洗いする必要がなく、お手入れが楽というのは大きなメリットです。
『AquaX』の実際の使用感は以下の記事でご紹介しています。
Mindooの水拭き掃除機『AquaX』の使用感をレビュー!【実際に使ってみた】
ほかにも優れた機能をもつMindoo AquaXの特徴を表にして以下にまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
Mindoo AquaXの特徴
水拭き | 〇吸引同時 |
吸引のみ | 〇 |
スチーム | × |
自動モップ洗浄 | 〇 |
自動モップ乾燥 | × |
水タンク容量 | 給水410ml、排水500ml |
サイズ(幅×奥行×高さcm) | 28×26.8×109.9 |
重さ | 3.8kg |
洗剤自動投入 | × |
汚れ検知 | × |
液晶ディスプレイ | 〇 |
スマホアプリ | × |
最大稼働時間 | 35分 |
メーカー希望小売価格 | ¥54,800 |
Mindoo AquaXを使えば、掃除時間を大幅に短縮することができます。
効率的に掃除をしたい方にぴったりな、おすすめの一台といえます。
掃除の頻度を減らすためのポイント
忙しい毎日を送るなか、なるべく掃除の頻度を減らして、休息に割ける時間を増やしたいですよね。
ここからは、掃除の頻度を下げるためのポイントを紹介します。
ものを置く場所を決める
ものを置く場所を決めれば、家が散らかることなく、ホコリが舞う頻度が減るため、掃除の頻度を減らすことにつながります。
小物類なら箱に入れる、大きなものはそれぞれの収納スペースを作るなど、整理整頓を心がけ、ものを使ったらそれぞれの定位置に戻すように努めましょう。
便利グッズを利用する
汚れが付着するのを予防してくれる便利グッズも、掃除の頻度を減らすのに役立ちます。
代表的なグッズとしては、排水口に入れておくと、ぬめりがつきにくくなる洗浄剤や、トイレのタンクに入れると、黒ずみ汚れを予防する洗浄剤などが挙げられます。
こういった便利グッズを活用して、そもそも汚れがつかないようにしておけば、掃除にかける時間や頻度は減っていくはずです。
最新家電を購入する
掃除の頻度を下げる方法として、最新家電の購入は非常に有効な手段です。
たとえば、部屋の掃除を行うロボット型掃除機を購入すれば、自分が掃除する頻度は大幅に減らせます。
また、先ほどご紹介したMindoo AquaXのような、自動クリーニング機能を搭載している家電なら、家電本体の手入れも簡単なので、負担少なく掃除できます。
生活スタイルに合った頻度で掃除して生活空間を清潔に保とう
この記事では、掃除の頻度やポイントについて解説しました。
掃除の理想的な頻度は、生活スタイルによって異なり、また掃除する場所によっても変わります。
大切なのは、ご自身の生活スタイルに合った頻度で掃除を行うことです。
場所別に合った掃除の頻度や、具体的な掃除のポイントなどを把握して、清潔な生活空間を維持していきましょう。
Mindooが販売する『AquaX』は、掃除の時間を短縮させるストレスフリーな掃除機です。
従来の掃除機に比べ、掃除にかかる時間を75%も減らすことに成功した一台です。
「掃除を早く終わらせたい」「楽に掃除がしたい」という方は、お気軽にお問い合わせください。