水拭き掃除機の種類や選び方を詳しく紹介

水拭き掃除機は、ホコリや髪の毛などの固形物だけでなく、液体も吸引できる+雑巾掛けのような水拭きも同時に行うことができる機能も搭載した画期的なアイテムです。
そんな水拭き掃除機の購入を検討しているものの「どのような種類があるの?」「何を基準に選べばよいのかわからない」と、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで本記事では、水拭き掃除機の種類と選び方を紹介します。
ご自身に最適な水拭き掃除機を選びたいとお考えの方は、ぜひご参照ください。

水拭き掃除機とは?

水拭き掃除機は、冒頭でも説明した通り、ホコリのような固形のゴミと、皮脂や飲みこぼしといった液体汚れのどちらにも対応できる掃除機です。
通常の掃除機にも備わっている吸引構造にくわえ、ブラシまたはモップと給水・汚水タンクも搭載されているため、雑巾掛けのように水拭きも同時に行うことができます。

水拭き掃除機は、形状によって“スティック型”と“ロボット型”、水拭きの方法によって“吸引式”と“拭き取り式”に分けることができます。
使用の際に重視するポイントによって向いているタイプが異なるため、使用目的に適したものを選ぶことが大切です。
以下で、それぞれの基本情報やメリット・デメリットを紹介するので、参考にしてみてください。

スティック型とロボット型

スティック型は、本体からヘッド部分までが一体となった水拭き掃除機です。
多くの製品が片手で持てる設計のうえ、コードレスなので、取り回しが良いです。
また、立てた状態で収納できるため、場所を取ることもありません。

一方、自動操縦で部屋をキレイに掃除できるのがロボット型です。
ボタンを一つ押すだけ、あるいは事前に予約しておくだけで部屋を掃除してくれます。

スティック型とロボット型の水拭き掃除機のメリット・デメリットは、以下の通りです。

スティック型とロボット型の水拭き掃除機のメリット・デメリット

スティック型 ロボット型
メリット 階段や段差でも使用できる コンパクトに収納できる 掃除の時間を短縮できる 労力がかからない
デメリット 最大稼働時間が20~30分と短い 手に持って移動する必要がある 段差につまずいてしまう 小物を吸い込むと故障する可能性がある

スティック型の魅力は、階段や段差があるところでも掃除できる点です。
しかし、本体のタンクには水が入っており、重量が出るので、ある程度の労力がかかることは避けられません。

その点ロボット型であれば、自動で掃除を行ってくれるため、労力がかからないのはもちろん、今まで掃除に要した時間をほかのことに使えますよ。
ただ、このように便利なロボット型ですが、段差に対応できず、小物を吸い込むと故障するおそれがあることは念頭に置いておく必要があります。

「家の隅々まで水拭き掃除機でキレイに掃除したい」という方はスティック型、「掃除に手間をかけたくない」という方は、ロボット型を選ぶとよいでしょう。

吸引式と拭き取り式

吸引式は、固形のゴミと液体汚れの両方をまとめて吸引するタイプの水拭き掃除機です。
本体部分に給水・排水タンクが搭載されており、常にキレイな水をモップやブラシに給水しながら、水拭きを行います。

他方、拭き取り式は、通常の吸引掃除と水拭き掃除で、使うヘッドを交換して対応する水拭き掃除機です。
水拭き掃除を行う際は、ヘッドをモップと給水・排水タンクの搭載されたものに付け替え、モップの回転を利用して汚れを吸着します。

そんな吸引式と拭き取り式のメリット・デメリットを、以下にまとめてみました。

吸引式と拭き取り式の水拭き掃除機のメリット・デメリット

吸引式 拭き取り式
メリット 固形のゴミと液体汚れをまとめて掃除できる お手入れが簡単にできる ヘッドの付け替えで吸引式もモードによって通常の掃除機として使える 水拭き時の動作音が静かで、昼夜問わず掃除できる
デメリット 排水タンクにホコリや髪の毛などが混ざる 小回りが利きづらい 吸引掃除と水拭き掃除を別々に行う必要がある お手入れに時間がかかる

吸引式は、吸引掃除と水拭きが同時に行えるのが魅力です。
その性質上、排水タンクにホコリや髪の毛が混ざるという難点はあるものの、取り外しが簡単であったり、セルフクリーニング機能がついているなどお手入れしやすい製品が多いです。

吸引式も水拭き機能なしで通常の掃除機としても使えるので、「毎回水拭き機能を使いたい」と思わない人にも、吸引式をおすすめします。

一方で、拭き取り式は、吸引掃除と水拭き掃除でヘッドを付け替える必要がありますが、この“用途によって変更できる”という点がメリットとなる場合もあります。

通常の掃除機との違い

水拭き掃除機と通常の掃除機では、使用感にどのような違いがあるのでしょうか?
ここでは通常の掃除機と比較した、水拭き掃除機の魅力をピックアップしてみましょう。

ホコリや花粉が舞い上がることを防げる

通常の掃除機を使用すると、掃除機の排気口から出る風によって、ホコリや花粉を舞い上げてしまいます。
その点、水拭き掃除機であれば、ホコリや花粉が水分で重たくなり、舞い上げることなく掃除が可能です。

ホコリや花粉は舞い上がると、目や鼻、口から体内に入って、風邪やアレルギーを引き起こす原因となります。
これらを未然に防げるのは、水拭き掃除機の大きな魅力といえるでしょう。

こぼした飲食物もキレイに掃除できる

水拭き掃除機であれば、通常の掃除機では対応できなかった、食べ物の油汚れや飲みこぼしも一気に吸引し、水拭きによってキレイにしてしまいます。

小さなお子さまがいらっしゃるご家庭では、「子どもが食べ物や飲み物を勢いよくこぼしてしまった……」というのは日常の光景でしょう。
このような場面で、掃除機と雑巾がけが同時にできる水拭き掃除機は、非常に便利です。

床のざらつきを除去できる

通常の掃除機では、床に張り付いた細かいゴミまでキレイに吸引するのはむずかしいものです。

砂ぼこりのような細かいゴミによって感じるざらつきを除去するためには、モップや雑巾などによる水拭きが必要になります。
水拭き掃除機であれば、通常の掃除機の機能と水拭きの機能の両方を兼ね備えているので、一台で対応することが可能です。
モップやブラシが床のすき間に入り込むため、自身で行う雑巾がけよりも、効果的に汚れを落とすことができますよ。

関連記事:掃除機と水拭きはどちらが先?床掃除の正しい順番を徹底解説

水拭き掃除機の選び方

ここからは、以下に挙げた、水拭き掃除機を選ぶ際のポイントを、詳しく紹介していきます。

水拭き掃除機選びのポイント

  • 扱いに支障のない重さか
  • メンテナンスしやすいか
  • 最大稼働時間が十分か
  • 使い勝手が良いか

それでは順に確認していきましょう。

扱いに支障のない重さか

水拭き掃除機を選ぶ際は、製品の重量を把握しておくことが大切です。

スティック型の水拭き掃除機は、水を入れるタンクを備えていることから、通常の掃除機よりも重量が出てしまう傾向があります。

自宅に階段がある場合や、力に自信のない方は、取り扱いを困難に感じてしまうかもしれません。そのため、事前にサイトで製品の重さを調べたり、実際に使用している商品紹介ページや動画などを参考にすることをお勧めいたします。

メンテナンスしやすいか

メンテナンスが簡単に行えるかどうかも、購入の際にチェックしておきたいポイントです。

水拭き掃除機は、水を扱う関係上、通常の掃除機と比べると、こまめに手入れする必要があります。
汚れたモップやブラシをそのままにしておくと、カビや悪臭の原因となりかねません。
くわえて、清掃後は、毎回タンク内の水を捨てることが求められます。

ですから、水拭き掃除機を選ぶ際は、メンテナンス方法を確認するようにしましょう。
なかには、自動でモップやブラシのクリーニングを行ってくれる機能が搭載された製品もありますよ。

最大稼働時間が十分か

掃除したい範囲が広い場合には、最大稼働時間がどのくらいの長さなのかもみておくと安心です。

水拭き掃除機は、バッテリーが切れた後に再度使おうと思うと、充電が必要なうえ、もう一度タンクに給水したり排水したりしなければなりません。
この手間を考えると、一度で掃除したい範囲の清掃を終えられるものを選ぶことが望ましいでしょう。

スティック型の最大稼働時間は、一般的には20~30分、長くて40分程度です。
キレイにしたい範囲を掃除するのに、どのくらいの時間を要するのか把握してから選んでみてくださいね。

使い勝手が良いか

水拭き掃除機には、使い勝手を良くするために、以下のような便利機能がついている場合があります。
「これがあると助かる!」と思う機能があれば、選ぶ際のポイントにくわえてみてはいかがでしょうか?

最新の乾湿両用の水拭き掃除機

最後に、Mindooが販売する『Mindoo AquaX(ミンドーアクアエックス)』を紹介します。
本製品は、コストパフォーマンスに優れた製品なので、水拭き掃除機を選ぶ際の基準にしてみてくださいね。
Mindoo AquaXの基本情報を、以下にまとめてみました。

Mindoo AquaXの基本情報

水拭き 〇吸引同時
吸引のみ
スチーム ×
自動モップ洗浄
自動モップ乾燥 ×
水タンク容量 給水420ml、排水500ml
サイズ(幅×奥行×高さcm) 28×26.8×109.9
重さ 3.8kg
洗剤自動投入 ×
汚れ検知 ×
液晶ディスプレイ
スマホアプリ ×
最大稼働時間 35分
Amazon税込み価格 ¥54,800

Mindoo AquaXは、吸引式のスティック型水拭き掃除機です。
価格は消費税込みで54,800円ですが、水拭き掃除機の価格帯が25,000~120,000円程度のため、平均的な部類に入ります。

性能面においては、パワフルな吸引力と毎分540回転するローラーブラシによって、目に見えない床の菌まで99.9%除去できるので、他社の高価格帯製品にも引けを取りません。

なお、本製品で筆すべきは、本体の重量は3.8kgありますが、自走式ヘッドを搭載しており、体感0.9kgの軽量設計であるため持ち運びが簡単で、手を添えるだけで楽に掃除機がけができて便利ですよ。
最大稼働時間も35分と十分なので、広い範囲でも難なく掃除できます。

さらに、掃除後は、セルフクリーニング機能で、汚れたブラシと本体内部を自動洗浄してくれるので毎日のメンテナンスも楽々です。

「安いほうがよいけど性能も妥協したくない!」「気軽に使える水拭き掃除機が欲しい」とお考えの方におすすめの一台です。

使用目的や重視するポイントからご自身に最適な水拭き掃除を選びましょう

本記事では、水拭き掃除機の種類とともに、選び方を紹介しました。

水拭き掃除機は、形状によってスティック型とロボット型、水拭きの方法によって吸引式と拭き取り式に分けることができます。
使用の際に重視するポイントによって、向いているタイプが異なるので、使用目的に合ったものを選びましょう。

Mindooでは、吸引式のスティック型水拭き掃除機『Mindoo AquaX』を販売しております。
パワフルな吸引力と毎分540回転するローラーブラシによって、目に見えない床の菌まで99.9%除去できるうえ、セルフクリーニング機能でお手入れも簡単です。
お値段以上の活躍をしてくれる一台なので、水拭き掃除選びにお悩みの方は、ぜひ購入をご検討ください。

水拭き掃除機ならMindoo AquaX

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