「きちんと床を掃除しているのに、汚れがとりきれていない気がする」というお悩みはありませんか?
キレイが続く部屋で過ごしたい方は、ぜひご覧ください。
目次
床掃除をする際の正しい手順
床を掃除する際、掃除機からかけ始めていませんか?
実は、掃除機をかける前にやらなければならないことがあります。
床掃除をする際の正しい手順は、以下の通りです。
床掃除の正しい手順
- ほうきで大きなゴミを集める
- 掃除機で細かなゴミを吸い取る
- 落ちにくい汚れは水拭きを行う
- 乾拭きする
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
ステップ①ほうきで大きなゴミを集める
まずは掃除機をかけ始める前に、ほうきで大きなゴミを集めます。
なかには「それほどゴミやホコリは落ちていないし、掃き掃除しなくてもいいかな」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
たしかに、掃除の手間が増えて面倒に感じますよね。
しかし、床に落ちているゴミをとらずに、いきなり掃除機をかけると、排気によって空気中にハウスダストが舞ってしまいます。
ハウスダストには、アレルギーを引き起こす原因物質がいくつも含まれているため、これらを吸い込むと体調を崩してしまう可能性があります。
ですから、床掃除の第一ステップとしては、掃き掃除が欠かせないのです。
家にほうきがない方は、ドライタイプのフローリングワイパーで拭き掃除するのもおすすめです。
ステップ②掃除機で細かいゴミを吸い取る
掃き掃除が終わったら、掃除機で細かいゴミを吸い取ります。
ほうきだけでは、どうしても細かいゴミまではとりきれないため、掃除機がけが不可欠なのです。
掃除機をかける際には、ヘッド部分と床を水平にするのがポイントです。
こうすることで、吸い込み口を床に密着させることができます。
また、ヘッド部分が床から離れていても、反対に強く押し付けすぎても吸引力が低下します。
掃除機を使用するときは、背筋を伸ばして持ち手を軽く握り、5~6秒程度かけて前後に動かすことを意識しましょう。
ステップ③落ちにくい汚れは水拭きを行う
掃除機だけではとりきれない床のべたつきや、食べこぼしが原因でできた汚れなどは、水拭きで落とします。
特に、キッチンの床や、裸足で歩いたあとの床は、油汚れや皮脂汚れが気になりますよね。
このような汚れを落とす際には、水、もしくはぬるま湯で雑巾を濡らし、かたく絞って使用します。
このとき、中性洗剤や重曹、セスキなどを溶かした水やぬるま湯を使用すれば、ひどい汚れもサッと拭きとれますよ。
また、掃除機がけと水拭きが同時にできる“水拭き掃除機”を使うと、ここまでの工程をギュッと短縮できるので、掃除がより楽になるはずです。
ステップ④乾拭きする
床掃除の最後のステップは、乾いた雑巾での拭き上げです。
水拭きしたあと、床が湿ったままの状態になっていると、せっかくキレイにしても再度ゴミやホコリが溜まってしまう原因となります。
「掃除したのに、すぐに汚れてしまう」という事態を避けるためにも、乾拭きは欠かせません。
乾拭きには、乾いた雑巾のほかに、マイクロファイバークロスを使用するのもおすすめです。
マイクロファイバークロスには、尖った繊維の1本1本が汚れをキャッチして離さないという特徴があります。
力を入れなくても簡単に汚れが落ちるので、床掃除の仕上げにぴったりです。
なお、水拭き同様、乾拭きモードが搭載されている掃除機もありますので、ボタン一つで床掃除を簡潔させたい方は、ご検討ください。
床掃除の道具と使用方法
正しい手順で掃除をするのにくわえて、きちんと掃除道具を使いこなすことも、床をキレイな状態へ導く秘訣です。
ここからは、床を掃除するときの道具と、その使用方法を解説していきます。
使用時のポイントもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
フローリングワイパー
ドライシートの繊維でゴミやホコリを絡めとれるフローリングワイパーは、優しく滑らせるように使います。
力を入れるとシートの繊維が潰れてしまい、ゴミやホコリをうまくとることができません。
ですから、フローリングワイパーを軽く握り、自然に立ったままの状態で使用するのがポイントです。
また、ホコリが途中で残ってしまわないよう、ギザギザではなく、S字を書くように動かしましょう。
掃除機
掃除機は、フローリングの目地に沿って、ゆっくりと動かします。
畳の場合も目に沿ってかけていくと、効率よくゴミやホコリを吸い取ることができます。
掃除機をかけるのにおすすめなのは、朝の時間帯です。
前日、空気中に舞っていたホコリは、就寝中に床の上に落ちてきます。
そのため、掃除機をかけるタイミングとしては、起床後がよいというわけです。
掃除機の音が気になる場合は、フローリングワイパーで拭きとっておくのも一つの手です。
水拭き用の雑巾
水拭き用の雑巾は、手のひらサイズに折りたたんで使用すると、効率的に掃除を進められます。
汚れた面を折り返すことで、キレイな面で掃除できるので、水ですすぐ回数を減らせますよ。
また、親指と人差し指で挟むようにして持ち、均等に力を入れて拭くのがポイントです。
そのうえで、水拭きをするときはゴミやホコリが広がらないよう、同じ方向にまっすぐ拭きましょう。
コの字を書くイメージで、拭いた箇所が少しずつ重なるようにすれば、拭き残しなく、床をキレイに仕上げることができます。
乾拭き用の雑巾
水拭きと同様に、乾拭き用の雑巾も小さく折りたたんで使用しましょう。
雑巾のほか、ドライタイプのフローリングワイパーや、マイクロファイバークロスを使うのも有効です。
乾拭きする際には、必ず“清潔な雑巾”を使用することを心がけてくださいね。
ゴミやホコリがついたままの状態では、逆に汚れを広げることとなってしまいます。
そのため、掃除が終わったら雑巾を水洗いし、よく乾燥させておくことが大切です。
掃除を楽にする乾湿両用の水拭き掃除機
「吸引掃除と水拭きを一気に終わらせたい!」という方には、水拭き掃除機の使用をおすすめします。
水拭き掃除機を使えば、給水タンクに水をセットしてボタンを押すだけで、床のべたつきやこぼれた飲み物などを一掃できます。
数ある水拭き掃除機のなかでも、床の汚れ具合によって3つのモードを選べるのが、「Mindoo AquaX(アクアエックス)」です。
軽めの汚れからしつこい油汚れまで、1台で掃除が完結するので、掃除に手間をかけたくない方にぴったりなアイテムです。
Mindooが提供するAquaXには、ほかにも以下のような特徴があります。
Mindoo AquaXの特徴
水拭き | 〇吸引同時 |
吸引のみ | 〇 |
スチーム | × |
自動モップ洗浄 | 〇 |
自動モップ乾燥 | × |
水タンク容量 | 給水420ml、排水500ml |
サイズ(幅×奥行×高さcm) | 28×26.8×109.9 |
重さ | 3.8kg |
洗剤自動投入 | × |
汚れ検知 | × |
液晶ディスプレイ | 〇 |
スマホアプリ | × |
最大稼働時間 | 35分 |
Amazon税込価格 | ¥54,800 |
水拭き掃除機を使用すれば、床掃除に多くの時間をかけずに済みます。
通常の掃除機と同じように動かすだけで、気になる汚れをサッとキレイにできますよ。
関連記事:水拭き掃除機の種類や選び方を詳しく紹介
【シーン別】床掃除のコツ
ここからは、3つのシーンごとに床掃除のコツを紹介していきます。
日常の床掃除の場合
普段の床掃除では、ドライタイプのフローリングワイパーを使い、ゴミやホコリをとります。
完璧にキレイにしようとするのではなく、“軽く汚れを拭きとる”イメージで掃除すれば十分です。
家具の下やすき間などは、特に汚れが溜まるので、意識して掃除したいところです。
そういった場所を掃除する場合は、ワイパーのヘッドとシートのあいだに、タオルや緩衝材を挟むと、床への密着度が上がって、さらに汚れがとれるので試してみてくださいね。
とことん床掃除する場合
時間に余裕があるときには、 “ホコリ一つない床”へ導くために、フローリングワイパーと掃除機の両方を使って掃除してみてください。
掃除機をかける際は、引くときにゆっくり動かすと、吸い残しを減らせます。
このとき、スムーズに掃除機をかけられるように、床に荷物やコードなどが散らばっていない状態にしておくとよいでしょう。
簡単にとれない汚れがあるときの床掃除の場合
フローリングワイパーや掃除機、水拭きでもとれない汚れがある場合には、洗剤を使って拭きとるのがコツです。
床についた汚れは、放置しておくと黒ずみとなり、時間が経つほど落ちにくくなってしまいます。
目立つ場所で変色が起きている場合は、早めに対処したいところです。
しかし、床材のなかには、洗剤の使用が推奨されていないものもあります。
そのため、洗剤を使用する場合は、できる限り狭い範囲で使用することを心がけてくださいね。
効率よく床掃除を進めるためのポイント
床の汚れを徹底的に取り除くには、いくつかのステップを踏む必要があります。
なかには「少し面倒だな……」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
効率よく床を掃除するには、どのようなところに気をつけたらよいのでしょうか。
ここからは、床掃除を効率的に進めるための2つのポイントをお伝えしていきます。
ポイント①床に落ちているゴミを捨てる
まずは、床に落ちているゴミを捨ててから、掃除を始めるのがポイントです。
床にゴミが落ちたままの状態では、スムーズに掃除を進められません。
ゴミが出たらすぐに捨てたり、衣服についた汚れを払ってから家の中に入ったりする習慣をつけて、床にゴミが落ちていない状態を保ちましょう。
日々のちょっとした取り組みが、床掃除を楽にしてくれるはずです。
ポイント②最後に床を掃除する
掃除をする際には、“床は最後”と覚えておきましょう。
というのも、ホコリは上から下へと落ちていきます。
床掃除を先にして、あとから棚や家具のホコリをとると、何度も床を掃除しなければならなくなってしまいます。
掃除の基本は、“上から下へ、奥から手前へ”です。
二度手間にならないよう、この基本を心に留めて床掃除をしてみてくださいね。
床掃除は“掃除機のあとに水拭き”が正しい順番!
今回は、床掃除の正しい手順と、掃除のコツをお伝えしました。
床を掃除する際は、まずほうきを使ってゴミを集めてから、掃除機をかけましょう。
気になる汚れには、水拭きが有効です。
また、掃除機をゆっくりと動かしたり、洗剤を使って拭き掃除したりすると、よりキレイに床の汚れをとることができますよ。
Mindooでは、床掃除を楽にする水拭き掃除機「AquaX」を販売しております。
吸引と水拭き、除菌が一度にできる掃除機なら、工程の多い床掃除もスピーディーに完了できます。
「掃除に時間をかけたくない」「床のしつこい汚れをとりたい」と思われる方は、ぜひご検討ください。