「ペットにも安心の洗剤が知りたい」「抜け毛やおしっこ汚れはどう掃除すればいいの?」と、お悩みの方は多いのではないでしょうか。
抜け毛は床に残ったままにしておくとアレルギーの発生源になり、おしっこは内部に染み込むと床材を傷める原因になります。
そこで今回は、それらのお悩みを抱えた方に向けて、ペットが汚した床をキレイにする掃除方法を紹介します。
ペットの安全性を考慮した洗剤も紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。
目次
汚れがもっとも目立つ場所は?
ペットと一緒に暮らしていて、床の汚れが気になっている方は多いことでしょう。
犬や猫は床にお座りしながらご飯を食べたり、毛づくろいをしたりするため、食べこぼしや抜け毛が散らかります。
なかでも特に気になるのは、ペットの抜け毛です。
犬や猫は、春と秋の換毛期を迎えると抜け毛が多くなり、普段よりも床掃除に手間がかかります。
抜け毛は床に放置したままだと、不快なニオイを発生させるおそれがあるため、こまめな掃除が必要です。
関連記事:フローリングの正しい掃除方法は?素材や汚れ別に紹介
ペットが汚したフローリングに最適なお掃除方法
ペットを飼っているご家庭でフローリングが汚れる原因には、主に“ペットの毛”と“おしっこの汚れ”の2種類があります。
フローリングの汚れに対してお悩みの方は、それぞれに適した掃除方法をぜひ参考にしてください。
ペットの毛
ペットの抜け毛の掃除は、掃除機で吸い込む方法が一般的です。
日常の掃除とあわせて行えるため負担は少ないですが、掃除機を使うとホコリが舞うというデメリットがあります。
ペットの抜け毛は、放置しつづけると動物アレルギーを引き起こす原因になります。
一緒に住んでいる家族はもちろん、来客の方などが発症するおそれもあるため、抜け毛を残さないよう、部屋のすみずみまで入念に掃除しましょう。
フロアモップは掃除機と違い、なるべくホコリを舞い上げずに、ペットの抜け毛を掃除できるため、ペットと一緒に暮らしているご家庭におすすめのアイテムです。
おしっこの汚れ
ペットが床におしっこをした際は、すぐに掃除するのが重要です。
長時間放置したままだと、おしっこに含まれる水分が床のすき間に浸透し、床材を傷める原因になります。
フローリングの場合は、吸水性の高いモップや、柔らかいタオルで拭き取ってください。
洗剤は、天然成分が含まれたペット専用の商品を使用しましょう。
化学製品が含まれている商品を使用すると、ペットの肉球や呼吸器系に害を及ぼすおそれがあります。
おしっこのニオイを消すことも、忘れてはなりません。
ニオイが残ったままだと、ペットはその場所をトイレだと勘違いし、再度その場所におしっこをしてしまいます。
消臭剤を購入する場合は、ペット専用のものがおすすめです。
重曹や酢水を活用して、自宅で簡単に作ることもできます。
ペットが汚した床の掃除に最適なアイテム
ペットの抜け毛やおしっこを掃除するときは掃除機やフロアモップ、それらの機能が1台になった水拭き掃除機がぴったりです。
ここからは、それぞれのアイテムの特徴を紹介します。
掃除機
ペットの抜け毛を手早く掃除したい方は、掃除機を使いましょう。
パワフルな吸引力で、ペットの抜け毛を吸い込んでくれます。
移動範囲に制限がないコードレスタイプの掃除機は、キャニスター掃除機では難しかった階段も手軽に掃除することができます。
掃除中にコードが家具に引っかかって、事故につながる心配もありません。
ただし、ブラシやローラーにペットの抜け毛が絡まったまま使いつづけると、吸引力の低下につながり、最終的に故障してしまいます。
水拭き掃除機
水拭き掃除機とは、水拭きと吸引の両方を同時に行える掃除機のことです。
そのため、一般的な掃除機と比べて掃除時間を大幅に短縮できます。
従来の掃除機では、使用中に排気でホコリやペットの抜け毛が舞い上がってしまっていました。
しかし、水拭き掃除機は水分が含まれたブラシで掃除するため、それらが空中に舞うことはありません。
床のざらつきも、吸引と同時に水拭きすることができます。
肉球に付着した砂で床がざらざらになっても、水拭き掃除機をかけるだけでキレイになります。
最旬の乾湿両用の水拭き掃除機
Mindooの『AquaX(アクアエックス)』は、吸引と水拭き、そして除菌の3つの機能が一つになったコードレス水拭き掃除機です。
特許取得済のロールブラシは壁際のすき間の小さなごみまで見逃さず、髪の毛やペットの抜け毛が絡みにくい仕様です。
また、ロールブラシは1分間に540回転し、その摩擦力で床のざらつきや、頑固な皮脂汚れにアプローチします。
『AquaX』の実際の使用感は以下の記事でご紹介しています。
Mindooの水拭き掃除機『AquaX』の使用感をレビュー!【実際に使ってみた】
Mindoo AquaX(アクアエックス)の特徴
水拭き | 〇(吸引同時) |
吸引のみ | 〇 |
スチーム | × |
自動モップ洗浄 | 〇 |
自動モップ乾燥 | × |
水タンク容量 | 給水420ml、排水500ml |
サイズ(幅×奥行×高さcm) | 28×26.8×109.9 |
重さ | 3.8kg |
洗剤自動投入 | × |
汚れ検知 | × |
液晶ディスプレイ | 〇 |
スマホアプリ | × |
最大稼働時間 | 35分 |
販売価格 |
54,800円(税込) ※本コラム作成時の価格です。 |
一般的な水拭き掃除機と違い、Mindoo AquaXは浄水タンクをヘッド部分に設置しています。
重心を低くしたことで体感0.9kgの軽量設計を実現し、掃除中に本体を動かしやすく、手首への負担が軽減できるのもメリットです。
ペットの抜け毛が絡みにくく、軽い力で操作できる掃除機を探している方におすすめです。
関連記事:水拭き掃除機の種類や選び方を詳しく紹介
フロアモップ
フロアモップは掃除機と違い排気口がないため、ホコリやハウスダストが舞い上がりません。
そのため、ペットの抜け毛やざらつきなどが目立つ床の掃除に適しています。
フロアモップで取り切れなかったごみは掃除機で吸い込むなど、掃除機とあわせて使用すると、部屋をよりキレイな状態に維持できます。
【場所別】ペットがいる部屋をお掃除するポイント
床や布製品、ケージなど、ペットが長時間過ごす場所は、汚れが気になりやすい箇所でもあります。
それぞれに適した掃除方法と、掃除する際のポイントを紹介します。
床
ポメラニアンやラグドールなど、長毛種のペットを飼っているご家庭は、換毛期の時期になると床が普段よりも汚れがちです。
ほうきや掃除機を用いれば手早くごみを集められますが、床に落ちた抜け毛が舞い上がりやすいため、かえって処理が大変になります。
そのため、床掃除する際は、毛が舞い上がらないフローリングワイパーを使いましょう。
床は抜け毛のほかに、ペットの食べこぼしや飲みこぼしでも汚れやすい場所なので、定期的な水拭きも必要です。
布製品
カーペットやソファー、犬用のベッドには、多くの毛が付着します。
抜け毛が付着した場所は、粘着ローラーや掃除機で掃除しましょう。
ソファーや犬用ベッドに洗えるカバーをかけておくと、犬のニオイが気になったときにすぐに洗濯することができます。
カバーをかけることができないカーペットには、ペットが舐めても安全な消臭スプレーを使用してください。
「汚れが気になるけれど洗えない」そんな布製品のお悩みにはMindoo PureXもございます。
コンパクトな見た目からは想像できないほどパワフルに、布製品の汚れをすっきりきれいにしてくれるコードレスウォータークリーナーです。
Mindoo PureXが気になる方はこちらから詳細をご確認下さい。
ニオイが気になる場所
ニオイが気になる場所には空気清浄機や、脱臭機を設置すると、ある程度抑制することができます。
ただし、フィルターのある空気清浄機はペットの抜け毛が絡みやすいため、定期的に点検してください。
ニオイを根本から軽減させたい場合は、ペットの定期的なブラッシングや、耳掃除などのお手入れも必要です。
ケージ
室内で飼育されているペットは、ケージの中で眠ったりご飯を食べたりします。
ケージの網目部分には唾液やおしっこが付着しやすく、それらを長時間放置するとニオイの原因になります。
掃除する際は、水に濡らした雑巾やウェットティッシュを使って網目を拭いてください。
特に気になる箇所は食器用洗剤を使って洗うと、汚れを落としやすくなります。
ケージは特に汚れやすい場所なので、月に1回は丸洗いしましょう。
ペットにやさしい洗剤の選び方
洗剤は、万が一ペットが舐めてしまっても大丈夫なように、害のないものを使用しましょう。
重曹水やクエン酸水は、食品にも含まれている成分なので、ペット用の洗剤として使用しても問題ありません。
犬の唾液や皮脂汚れが気になる場所には、重曹水を使用すると汚れがキレイに落ちます。
重曹は消臭効果もあるため、ペットの衣類の洗濯にも効果てきめんです。
排泄物のニオイが気になる箇所には、クエン酸水を使用しましょう。
クエン酸水を含んだ水でトイレトレーやサークルを拭くだけで、気になるニオイを抑制できます。
ペットの抜け毛やおしっこ汚れを放置するリスク
ペットの抜け毛やおしっこ汚れを放置すると、さまざまなリスクが発生します。
動物アレルギーが引き起こされる
ペットの抜け毛は長期間放置すると、抜け毛についたフケを餌にするダニやノミが繁殖するおそれがあります。
人間がこれらの虫に刺されると、皮膚炎などの病気にかかり、死骸を吸い込むとアレルギー反応を起こすおそれがあります。
ペットと一緒に眠る機会が多い方は、毎日布団や枕を掃除して、動物アレルギーを引き起こさないよう気をつけてください。
フローリングが腐る
フローリングにされたおしっこを放置していると、床材が腐るおそれがあります。
特に犬のおしっこはアルカリ性のため、中性以外の液体に弱いフローリングだと内部にまで浸透し、腐食につながります。
腐食が進むとフローリングが劣化し、場合によっては張り替えが必要になることもあるため、注意してください。
染みが残る
ペットがフローリングにおしっこをした場合、長期間放置するとそのまま染みになって残ってしまいます。
フローリングに吸収されたあとは内部で雑菌が繁殖し、頑固な汚れとなって床に付着します。
おしっこは、3時間以上放置していると雑菌の増殖が始まるため、フローリングにされた場合は、すぐに拭き取りましょう。
おしっこを何度も同じ箇所に繰り返されると乾燥しにくくなり、カビが繁殖する可能性も高まります。
ペットの抜け毛やおしっこの汚れには水拭き掃除機がおすすめ
本記事では、ペットの抜け毛やおしっこの汚れをキレイに掃除する方法を解説しました。
これらの汚れは長期間放置すると動物アレルギーや、フローリングを傷める原因になるため、気づいたときの早めの掃除が重要です。
Mindooの『AquaX』は、水拭きと吸引を同時に行い、ペットの抜け毛をキレイに取り除いてくれます。
吸引のみのドライモードでは一般的な掃除機のように、濡らしたくない畳やカーペットにも使用できます。
ペットの抜け毛やおしっこ汚れを掃除機1台で片付けたい方は、ぜひお求めください。