赤ちゃんがいるご家庭の方は、掃除による悪影響がないかどうかを考えてしまいますよね。
「赤ちゃんが掃除機の音を怖がって泣いたらどうしよう」と心配になることもあるかもしれません。
今回は、子育て中のお悩みを解消するために、掃除機の音で赤ちゃんが泣くときの対処法を、掃除する際のポイントとともにお伝えします。
子育て中の掃除に関する不安を払拭し、赤ちゃんと過ごす時間を思い切り楽しみたい方は、ぜひご覧ください。
目次
赤ちゃんのいる部屋で掃除機をかけるときに心配なこと
赤ちゃんのいる部屋で掃除機をかけるときには、以下のようなお悩みを抱える方が多いのではないでしょうか。
音に反応して泣いてしまわないか
赤ちゃんが寝ているあいだに掃除を済ませたくても、「掃除機の音で起こしてしまったり、泣いてしまったりするのではないか」と心配になる方もいらっしゃるかもしれません。
そのたびに、あやして泣き止ませるのはひと苦労ですよね。
そもそも赤ちゃんが掃除機の音で泣いてしまう主な理由としては、“大きな音に驚いている”ことが挙げられます。
赤ちゃんは、大人よりも聴覚が優れていることから、音が聞こえすぎてしまうのです。
しかし、赤ちゃんは同じ音を聞き慣れると、音が鳴っても目を覚まさなくなります。
ですから、あえて寝ているときに掃除機をかけて、その音に慣れさせてあげるというのも一つの手です。
そうして、赤ちゃんがだんだん掃除機の音に慣れてくれれば、寝ているあいだに家事をこなせて、育児にも余裕をもてるようになるはずです。
排気される風を吸い込んでしまわないか
掃除機の排気による赤ちゃんへの影響を、心配している方もいらっしゃることでしょう。
掃除機から排気される風には、アレルギーの引き金となる物質が多く含まれています。
この風を吸い込むと、ハウスダストアレルギーや、ダニアレルギーなどを発症するリスクが高まるといわれています。
赤ちゃんの身体には、まだ十分な免疫力や抵抗力が備わっていません。
そのため、赤ちゃんが掃除機から排気される風を吸い込んだ場合、大人よりも身体に悪影響を及ぼす可能性があるというわけです。
また、掃除機をかけても、必ずしもすべてのホコリがとれるとは言い切れません。
床に残ったホコリが、掃除機から排気される風によって舞い上がり、それを赤ちゃんが吸い込むリスクもあるとも考えられます。
赤ちゃんのいる部屋で掃除機をかける際には、ベビーベッドで寝かせたり抱っこしたりして、できる限り排気される風を吸い込ませないように工夫することが大切です。
赤ちゃんを見てくれる人がいるのであれば、掃除するあいだは、別の部屋で遊ばせておくのも一案です。
コードに引っかかる危険がないか
掃除機のコードが赤ちゃんの身体に引っかかり、思わぬ危険を招くこともあり得ます。
自分で移動できる時期になった赤ちゃんは、好奇心旺盛です。
ハイハイで家の中を動き回るだけではなく、目に留まるものがあったら、それに手を伸ばすようになります。
掃除機をかけているときに赤ちゃんが動き回っていると、コードに引っかかったり、掃除機本体を倒したりして、怪我や事故が起きてしまうかもしれません。
赤ちゃんのいる部屋で掃除機をかける場合は、ベビーサークルなどを活用して、怪我や事故を未然に防ぎましょう。
掃除機の音に反応して赤ちゃんが泣いてしまうときの対処法
掃除機の音にびっくりして赤ちゃんが泣いてしまうと、あやさなければならず、なかなか掃除が進みません。
「やっと終わった……」とひと息つく頃には、ヘトヘトになってしまうこともありますよね。
ここでは、掃除機の音で赤ちゃんが泣いてしまうときにできる、3つの対処法を紹介します。
掃除機の音に反応して赤ちゃんが泣いてしまうときの対処法
- 音の小さい掃除機にする
- 掃除機以外の道具を使う 赤ちゃんが安心できる状態にする
子育て中の方の参考になれば幸いです。
音の小さい掃除機にする
掃除機には、夜中でも使えるような静音の商品があります。
なかでも、運転音が40~50dbと表示されている掃除機は、静かに掃除したいときにぴったりです。
お店で掃除機を選ぶ際は、店内の音や周囲から聞こえる会話などで、正しく音を確認できないことがほとんどです。
ですから、この表示を覚えておくと、赤ちゃんがいるご家庭でも安心して使える掃除機を選べますよ。
さらに、花粉やホコリ、ウイルスをキャッチする“HEPAフィルター” が搭載されているモデルなら、キレイな空気が排気されます。
万が一、赤ちゃんが排気される空気を吸い込んでしまったとしても、身体に影響が出にくいといえます。
掃除機以外の道具を使う
赤ちゃんがいるご家庭におすすめの掃除用具は、掃除機だけではありません。
「何度か掃除機を試してみたけれど、泣いてしまって掃除できなかった」という場合は、ほかの道具を使いましょう。
フローリングモップや粘着ローラーなど、ホコリや汚れをキレイにとることができるアイテムは数多くあります。
掃除機のように音が出る心配もありませんから、赤ちゃんが寝ていても安心です。
また、“お掃除ロボット”を使うのもよいかもしれません。
多少音は鳴るものの、お散歩中や別の部屋で遊んでいるときに稼働させておけば、赤ちゃんが怖がって泣くこともなくなるはずです。
赤ちゃんが安心できる状態にする
掃除機をかけるあいだ、赤ちゃんを十分にリラックスさせるために、抱っこやおんぶしてあげるのも有効です。
その際は「これからお掃除するよ」「怖くないよ」といったように、積極的に声をかけてあげると、より安心感を与えられますよ。
初めは泣いてしまうかもしれませんが、「近くに家族がいる」ということがわかれば、だんだんと掃除機の音を怖がらなくなるでしょう。
赤ちゃんがいるご家庭におすすめの掃除道具
赤ちゃんは、手に取ったものを何でも口にしてしまいますし、音にも敏感です。
子育て中の方のなかには、「何を使って掃除すればいいのかな……」と悩まれる方もいらっしゃるかもしれません。
ここからは、赤ちゃんがいるご家庭におすすめしたい、4つの掃除道具を紹介します。
掃除機
赤ちゃんのいる部屋で掃除機をかけるのは、心配なこともありますが、掃除はできるだけスピーディーに済ませたいものです。
効率的にホコリや小さなゴミをとるには、やはり掃除機が欠かせませんよね。
ハイハイが始まり、赤ちゃんが自分で動けるようになると、1日中、床に触れていることも珍しくありません。
ですので、赤ちゃんがびっくりして泣いてしまわないよう対処したり、排気される風に注意したりしながら掃除機をかけ、日頃から床をキレイな状態に保ちたいところです。
赤ちゃんがいるご家庭では、キレイにしたくても、掃除だけに時間を割くことができませんから、手軽かつスピーディーに掃除できる掃除機がおすすめです。
水拭き掃除機
「掃除機だけではなくて、本当は水拭き掃除もしたいけれど、なかなか時間がとれない」とお悩みの方にも試していただきたいのが、水拭き掃除機です。
吸引掃除と水拭きが一台で叶うので、掃除の時間をグッと短縮できるはずです。
また、水拭き掃除機なら、適度に床を湿らせながら吸引するため、排気によってホコリが舞い上がる心配もありません。
液体をこぼしても、汚れを広げることなく素早くキレイになりますよ。
赤ちゃんがホコリを吸い込むリスクを減らせますし、食べ物や飲み物をこぼしてしまったときもサッと片付けられるのはうれしいですよね。
水拭き掃除機には、スティックタイプとロボットタイプがありますので、ご家庭の環境に合わせて選ぶとよいでしょう。
注目を集める乾湿両用の水拭き掃除機
赤ちゃんがいるご家庭にぴったりの水拭き掃除機のなかでも、おすすめなのがMindooの「AquaX(アクアエックス)」です。
Mindoo AquaXでは、吸引と水拭きにくわえて、除菌もできます。
Mindoo AquaXで掃除したあとは、除菌率が99.9%という結果も出ていることから、床に触れる機会が多い赤ちゃんがいるご家庭でも安心です。
さらに、浄水タンクの位置を下げた作りにより、手元に感じる重さが軽減されます。
体感0.9kgと、とても軽量なので、赤ちゃんを抱っこやおんぶしている状態でも、楽に掃除できますよ。
そのほか、Mindoo AquaXには以下のような特徴があります。
Mindoo AquaXの特徴
水拭き | 〇吸引同時 |
吸引のみ | 〇 |
スチーム | × |
自動モップ洗浄 | 〇 |
自動モップ乾燥 | × |
水タンク容量 | 給水420ml、排水500ml |
サイズ(幅×奥行×高さcm) | 28×26.8×109.9 |
重さ | 3.8kg |
洗剤自動投入 | × |
汚れ検知 | × |
液晶ディスプレイ | 〇 |
スマホアプリ | × |
最大稼働時間 | 35分 |
Amazon税込価格 | ¥54,800 |
Mindoo AquaXを使えば、赤ちゃんがいるご家庭で起こりがちな、食べこぼしによる汚れや床のべたつきなどを、手軽に解消できること間違いなしです。
さらにMindooのAquaXについて知りたい方は、こちらをご覧ください。
『吸引と水拭きを、同時に。生活が変わるストレスフリー掃除機』
関連記事:水拭き掃除機の種類や選び方を詳しく紹介
フローリングモップ
寝ている赤ちゃんを起こさず、手軽に掃除したい場合は、フローリングモップを使用してみてくださいね。
フローリングモップには、使い捨てのシートタイプや、毛足が長く、繰り返し使えるタイプなどさまざまな種類があります。
そのなかでも、毛足の長いフローリングモップは、ホコリや小さなゴミを絡めとって離しにくいという特徴をもっていることから、赤ちゃんがいるご家庭には特におすすめです。
柔らかい素材なので、床を傷つける心配もありません。
ホコリを舞い上げずに、短時間で掃除を済ませられるのが、フローリングモップの魅力です。
粘着ローラー
粘着ローラーを使えば、ピンポイントでホコリやゴミを絡めとることができます。
赤ちゃんがいるご家庭では、カーペットやベビー用のマットを敷いている方が多いのではないでしょうか。
カーペットやマットは、掃除機をかけても毛足のすき間に汚れが残ってしまうことも少なくありません。
粘着ローラーなら、転がすだけで汚れがパッととれるため、掃除をやり直したり時間がかかったりすることがなくなるはずです。
近年では、柄の長い粘着ローラーも販売されていますので、かがまずに掃除できますよ。
【頻度別】赤ちゃんのいる部屋を掃除する際のポイント
赤ちゃんのいる部屋は、毎日、もしくは週に2~3日は掃除をしておきたいものです。
その際には、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。
以下で、詳しく解説していきます。
ほぼ毎日掃除する場合
可能なら、赤ちゃんのいる部屋は毎日掃除したいところです。
その際は、隅々までキレイに掃除するのではなく、“ちょっとした掃除”をするとよいでしょう。
毎日掃除する場合は、以下の場所をメインに取り組んでみてください。
赤ちゃんのいる部屋を毎日掃除する際のポイント
掃除する場所 | 使用する掃除道具 | 掃除する際に意識したいこと |
床 | ・掃除機 ・水拭き掃除機 ・お掃除ロボット |
・朝のうちに掃除機をかける ・出かけているあいだにお掃除ロボットを稼働させる ・気になったところを、メインに掃除する |
水回り | ・お掃除シート ・マイクロファイバークロス |
・シンクや、鏡に水垢があることに気がついたら掃除する ・使用したついでに掃除する習慣をつける |
家具 | ハンディモップ | ・ホコリをかぶっているのを見つけたときに掃除する |
特に、毎日掃除したいのは床です。
赤ちゃんがハイハイできるようになったら、毎日のように床を触ります。
残ったホコリや汚れを口にしないよう、常に清潔な状態を保っておいてくださいね。
毎日掃除する際は、「気がついたらやっておこう」という気持ちで取り組み、それを習慣づけておくことが大切です。
週2~3日掃除する場合
毎日の掃除が難しい場合、週に2~3日は掃除することを目標にしてみてください。
その際にも、床や水回り、家具などを重点的に掃除しましょう。
掃除する曜日を決めておけば、「今日は掃除する日だ!」と気持ちをリセットでき、スピーディーに終わらせられるかもしれません。
また、週に2~3日掃除する場合は、部屋をキレイにするだけではなく、毎日使うアイテムも洗濯しておきたいところです。
以下の表に、洗濯しておきたいアイテムをまとめましたので、ご覧ください。
赤ちゃんのいるご家庭で週に2回程度洗濯したいもの
洗濯したいアイテム | 洗う際のポイント |
布製のおもちゃ | ・ぬいぐるみや、布製のブロックなどは、洗濯表示を確認したうえで、洗濯機にかける ・洗濯後は、きちんと乾燥させる |
赤ちゃんが口に入れるおもちゃ | ・食器用洗剤を使って汚れを落とす ・ひどく汚れているときは、洗剤を溶かしたぬるま湯に数分浸けておく |
赤ちゃんの布団 | ・布団は、手洗い、もしくは洗濯機で洗ったのち、天日干しして十分に乾燥させる ・天候が悪いときは、除菌スプレーをかけて乾かしておく |
週に2~3日の掃除や洗濯でも、赤ちゃんが心地よく過ごせる状態にできていれば、手が回らない部分があっても問題ありません。
ストレスを感じない程度に、気楽な気持ちで掃除に取り組むのがポイントです。
関連記事:掃除の頻度はどれくらいが理想?最適な頻度とポイントを紹介
掃除機の音で赤ちゃんが泣くときは、安心感を与えられるように環境を整えよう
今回は、赤ちゃんが掃除機の音に反応して泣くときの対処法を、掃除する際のポイントとともにお伝えしました。
赤ちゃんが掃除機の音で泣いてしまうときには、違う掃除道具を使用したり、抱っこやおんぶをしてあげたりするのがおすすめです。
また、赤ちゃんのいる部屋は、少なくとも週に2~3日、床を重点的に掃除してホコリやゴミが落ちていない状態にしましょう。
Mindooでは、近年、脚光を浴びている水拭き掃除機「AquaX」を販売しております。
吸引と水拭きにくわえて、除菌もできるので、赤ちゃんが触れる床をいつでも清潔に保てます。
キレイな部屋で、安心して子育てしたい方は、ぜひご検討ください。