フローリングを傷めず除菌する方法とは?材質別の注意点も解説
清潔な住環境を保つには、フローリングの除菌が欠かせません。しかし、間違った方法では床材を傷めてしまう可能性があります。フローリングの材質に応じた適切な除菌方法を選び、正しい手順で実施することが重要です。 本記事では、材質別の注意点から安全な除菌剤の選び方、具体的な手順まで詳しく解説します。フローリングを除菌したいと考えている方は、実践前に注意点を確認してみてください。 [aquax-plus1] フローリング材の種類と注意点 フローリングには複数の種類があり、それぞれ特性が異なります。除菌を行う前に、自宅の床材がどのタイプか確認しましょう。 複合フローリング 無垢材 オイル・ワックス仕上げフローリング 各材質の特徴を理解することで、適切な除菌方法を選択できます。 複合フローリング 複合フローリングは、合板や集成材の表面に薄い天然木やシートを貼り合わせた床材です。現在の住宅において広く普及しているタイプで、温度や湿度の変化に強く、反りや膨張が起こりにくい特徴もあります。 表面がウレタン塗装などでコーティングされているため、水分への耐性が比較的高く、掃除しやすいメリットがあります。ただし、表面材が薄いため、深い傷がつくと補修が難しくなる点に注意が必要です。 除菌を行う際は、塩素系漂白剤やカビ取り剤の使用を避け、中性洗剤や適切に薄めたアルコールを使用しましょう。ワックスがけされている場合、高濃度のアルコールはワックスを溶かして変色を引き起こす可能性があるため、濃度と使用頻度に注意が必要です。 無垢材 無垢材フローリングは、天然木をそのまま切り出した一枚板の床材です。調湿効果もあり、木本来の質感や香りを楽しめます。経年変化による味わいも魅力です。 しかし無垢材は水分に弱く、水分を吸収すると膨張や収縮が起こり、床に反りや隙間ができる可能性もあります。傷もつきやすく、デリケートな性質を持つため、除菌の際はとくに注意が必要です。 除菌を行う場合は水分を極力少なくし、固く絞った布で素早く拭き取ってすぐに乾拭きで仕上げることが重要です。なお、アルコールやアルカリ性の洗剤は木材に含まれるタンニンと反応して変色する可能性があるため、目立たない箇所で試してから使用しましょう。 オイル・ワックス仕上げフローリング オイルやワックスで仕上げたフローリングは、浸透系塗料を使用しているため、木の自然な風合いや肌触りを楽しめます。造膜系塗料のウレタン塗装とは異なり、表面に強固な膜を作らず、木目や質感が自然に仕上がるのが特徴です。 オイル仕上げはしっとりとした質感、ワックス仕上げはさらっとした仕上がりになりますが、どちらも水に弱いというデメリットがあります。塗膜が弱いため、使用しているうちに水が染み込みやすくなり、シミや水はね跡ができてしまいます。...

