フローリング掃除に掃除機は必要?おすすめの製品も紹介
こんなヒト向けの記事:フローリングの掃除に、掃除機が必要なのか知りたい方「フローリングに掃除機を使うと傷がつきそう」「フロアワイパーだけで本当にキレイになっているの?」とお悩みの方は、多いのではないでしょうか。フローリングは、常に傷がなく清潔な状態にしておきたいですよね。そこで本記事では、フローリング掃除の正しい方法や、おすすめの製品をご紹介します。お部屋をキレイに保ちたい方や、新しい掃除機の購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。 フローリング掃除に掃除機は必要? 結論からお話しすると、フローリング掃除には、“フロアワイパーと掃除機の併用”がおすすめです。フロアワイパーは、音が出ないうえ、動かしやすくて掃除が早く終わるため、非常に便利なアイテムです。後片付けも、汚れたシートを捨てるだけなので、気軽に掃除できます。ただし、溝に入り込んだ細かいホコリなどは、掃除機でないと除去しきれません。汚れがたまりやすい部屋の隅を重点的に、板のつなぎ目の方向に沿って動かすのを意識しましょう。日々の掃除はフロアワイパーで済ませて、1週間に一度は掃除機を使うようにすると、フローリングを傷つけるリスクを減らしつつ、お部屋をキレイに保てます。 掃除機でフローリングが傷つくことはある? 前述の通り、フローリングの掃除には道具の使い分けが重要ですが、「掃除機でフローリングを傷つけてしまうのではないか」と心配な方もいらっしゃるかと思います。たしかに力を入れすぎたり、ヘッドブラシが劣化していたりすると、傷つけてしまう可能性があるのは事実です。とはいえ、正しい使い方と、ちょっとしたコツを知っていれば、そのリスクは減らせます。うまく使いこなせれば効率的に掃除ができるアイテムなので、フローリングに負担をかけない掃除機のかけ方を理解しておきましょう。具体的な方法については、次の項でご紹介します。 フローリングを傷つけない掃除機のかけ方 ここでは、フローリングを傷つけない掃除機のかけ方を2つご紹介します。どちらも、少し意識するだけで実践できる簡単なものです。それぞれ詳しく説明しますので、日々の掃除に役立ててみてください。 力を入れずに丁寧にかける 掃除機を使用する際、しっかりごみを吸い取ろうとして、ついヘッドブラシを力強く押し付けてしまった、という経験はありませんか?実は、ヘッドブラシを床に押し付けても吸引力は強くならず、むしろごみを吸い取りづらくなります。それにくわえて、摩擦が大きくなってフローリングを傷つけやすくなり、自身の体への負担にもなってしまいます。背筋を伸ばして力を抜き、5~6秒かけて前後に動かすイメージで、丁寧な動作を心がけましょう。吸い込み口を床に密着させて、ゆっくり動かすのがポイントです。また、詳しくは後述しますが、「買ったときに比べて吸引力が弱くなった」と感じる場合、より吸引力が強いモデルに買い替えてもよいかもしれません。 固くて大きいごみは手で拾っておく 固くて大きいごみは、掃除機を使う前に取り除いておきたいところです。具体例としては、プラスチック片やステープラーの針などが挙げられます。これらをヘッドブラシで押し付けたり、引きずったりすると、無数の細かい傷をつけてしまいます。見える範囲だけでもよいので、手やほうきを使って、あらかじめ目立つごみは拾う習慣を身につけましょう。また、砂などの固くて手で拾いづらいものは、ヘッドブラシを先の細いノズルに取り換え、床に触れないように近づけて吸い取るのが効果的です。 フローリング掃除には水拭き掃除機がおすすめ フローリングで使用する掃除機は、水拭き掃除機がおすすめです。水拭き掃除機とは、ごみを吸い取るだけでなく、水拭きまで同時にできる製品のことです。通常のパーツにくわえて、給水タンクと専用のブラシが搭載されていることで、2つの作業を同時に行えます。本来別々に行う作業が一度で完結するため、大幅な時間短縮が可能です。そのうえメリットは、時間短縮だけではありません。ここでは、水拭き掃除機のおすすめポイントを3つご紹介しますので、これから掃除機を買い替えようとしている方は参考にしてみてください。それでは、一つずつ確認していきましょう。 ポイント①うっかりこぼしてしまった飲食物もキレイに掃除できる 水拭き掃除機の最大のメリットは、床にこぼれた液体や油汚れをキレイにできる点です。うっかりこぼしてしまった飲食物など、掃除機の吸い取り機能だけで対応できない汚れは通常、雑巾やタオルで拭き取る必要があります。しゃがんだ状態での作業や、バケツの準備などが必要になり、なにかと手間がかかりますよね。ところが、水拭き掃除機さえあれば、一台で簡単にキレイにすることができます。後片付けも、汚水の回収タンクに溜まった水を捨てるだけなので、雑巾や汚水の入ったバケツの処理に比べて、とても気軽に行えます。小さなお子さまがいて、頻繁に床が汚れてしまうご家庭や、腰痛が気になる方におすすめです。 ポイント②ホコリや花粉が舞い上がるのを防げる 掃除機を使用すると、排気によって、ホコリや花粉が舞い上がってしまいます。事前にマイクロファイバークロスや雑巾を使って、乾拭きすることで対策できますが、二重作業は少し手間ですよね。その点、水拭き掃除機であればこの問題を解決できます。適度な水分量での水拭きと吸引を同時に行うため、ホコリや花粉が舞い上がるのを予防し、一度の作業で掃除が完結します。アレルギー対策をしたい方や、掃除に手間をかけたくない方にぴったりなアイテムです。 ポイント③床のざらつきを取り除ける 通常の掃除機では、砂ボコリのような細かいごみを、キレイに取り除くのは難しいものです。そのままにしておくとざらつきを感じるため、油汚れと同じように、雑巾やタオルでの水拭きが必要です。対して、水拭き掃除機であれば、吸い取りと水拭きを一台で行えます。ざらつきはもちろん、ブラシがフローリングのすき間に入り込むので、自身で水拭きを行うよりも徹底的に汚れを落としてくれます。屋外で遊ぶ機会が多いお子さまや、散歩が好きなペットがいるご家庭では、特に活躍するでしょう。 フローリング向けの水拭き掃除機の選び方...