フローリング掃除に掃除機は必要?おすすめの製品も紹介

こんなヒト向けの記事:フローリングの掃除に、掃除機が必要なのか知りたい方「フローリングに掃除機を使うと傷がつきそう」「フロアワイパーだけで本当にキレイになっているの?」とお悩みの方は、多いのではないでしょうか。フローリングは、常に傷がなく清潔な状態にしておきたいですよね。そこで本記事では、フローリング掃除の正しい方法や、おすすめの製品をご紹介します。お部屋をキレイに保ちたい方や、新しい掃除機の購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。 フローリング掃除に掃除機は必要? 結論からお話しすると、フローリング掃除には、“フロアワイパーと掃除機の併用”がおすすめです。フロアワイパーは、音が出ないうえ、動かしやすくて掃除が早く終わるため、非常に便利なアイテムです。後片付けも、汚れたシートを捨てるだけなので、気軽に掃除できます。ただし、溝に入り込んだ細かいホコリなどは、掃除機でないと除去しきれません。汚れがたまりやすい部屋の隅を重点的に、板のつなぎ目の方向に沿って動かすのを意識しましょう。日々の掃除はフロアワイパーで済ませて、1週間に一度は掃除機を使うようにすると、フローリングを傷つけるリスクを減らしつつ、お部屋をキレイに保てます。 掃除機でフローリングが傷つくことはある? 前述の通り、フローリングの掃除には道具の使い分けが重要ですが、「掃除機でフローリングを傷つけてしまうのではないか」と心配な方もいらっしゃるかと思います。たしかに力を入れすぎたり、ヘッドブラシが劣化していたりすると、傷つけてしまう可能性があるのは事実です。とはいえ、正しい使い方と、ちょっとしたコツを知っていれば、そのリスクは減らせます。うまく使いこなせれば効率的に掃除ができるアイテムなので、フローリングに負担をかけない掃除機のかけ方を理解しておきましょう。具体的な方法については、次の項でご紹介します。 フローリングを傷つけない掃除機のかけ方 ここでは、フローリングを傷つけない掃除機のかけ方を2つご紹介します。どちらも、少し意識するだけで実践できる簡単なものです。それぞれ詳しく説明しますので、日々の掃除に役立ててみてください。 力を入れずに丁寧にかける 掃除機を使用する際、しっかりごみを吸い取ろうとして、ついヘッドブラシを力強く押し付けてしまった、という経験はありませんか?実は、ヘッドブラシを床に押し付けても吸引力は強くならず、むしろごみを吸い取りづらくなります。それにくわえて、摩擦が大きくなってフローリングを傷つけやすくなり、自身の体への負担にもなってしまいます。背筋を伸ばして力を抜き、5~6秒かけて前後に動かすイメージで、丁寧な動作を心がけましょう。吸い込み口を床に密着させて、ゆっくり動かすのがポイントです。また、詳しくは後述しますが、「買ったときに比べて吸引力が弱くなった」と感じる場合、より吸引力が強いモデルに買い替えてもよいかもしれません。 固くて大きいごみは手で拾っておく 固くて大きいごみは、掃除機を使う前に取り除いておきたいところです。具体例としては、プラスチック片やステープラーの針などが挙げられます。これらをヘッドブラシで押し付けたり、引きずったりすると、無数の細かい傷をつけてしまいます。見える範囲だけでもよいので、手やほうきを使って、あらかじめ目立つごみは拾う習慣を身につけましょう。また、砂などの固くて手で拾いづらいものは、ヘッドブラシを先の細いノズルに取り換え、床に触れないように近づけて吸い取るのが効果的です。 フローリング掃除には水拭き掃除機がおすすめ フローリングで使用する掃除機は、水拭き掃除機がおすすめです。水拭き掃除機とは、ごみを吸い取るだけでなく、水拭きまで同時にできる製品のことです。通常のパーツにくわえて、給水タンクと専用のブラシが搭載されていることで、2つの作業を同時に行えます。本来別々に行う作業が一度で完結するため、大幅な時間短縮が可能です。そのうえメリットは、時間短縮だけではありません。ここでは、水拭き掃除機のおすすめポイントを3つご紹介しますので、これから掃除機を買い替えようとしている方は参考にしてみてください。それでは、一つずつ確認していきましょう。 ポイント①うっかりこぼしてしまった飲食物もキレイに掃除できる 水拭き掃除機の最大のメリットは、床にこぼれた液体や油汚れをキレイにできる点です。うっかりこぼしてしまった飲食物など、掃除機の吸い取り機能だけで対応できない汚れは通常、雑巾やタオルで拭き取る必要があります。しゃがんだ状態での作業や、バケツの準備などが必要になり、なにかと手間がかかりますよね。ところが、水拭き掃除機さえあれば、一台で簡単にキレイにすることができます。後片付けも、汚水の回収タンクに溜まった水を捨てるだけなので、雑巾や汚水の入ったバケツの処理に比べて、とても気軽に行えます。小さなお子さまがいて、頻繁に床が汚れてしまうご家庭や、腰痛が気になる方におすすめです。 ポイント②ホコリや花粉が舞い上がるのを防げる 掃除機を使用すると、排気によって、ホコリや花粉が舞い上がってしまいます。事前にマイクロファイバークロスや雑巾を使って、乾拭きすることで対策できますが、二重作業は少し手間ですよね。その点、水拭き掃除機であればこの問題を解決できます。適度な水分量での水拭きと吸引を同時に行うため、ホコリや花粉が舞い上がるのを予防し、一度の作業で掃除が完結します。アレルギー対策をしたい方や、掃除に手間をかけたくない方にぴったりなアイテムです。 ポイント③床のざらつきを取り除ける 通常の掃除機では、砂ボコリのような細かいごみを、キレイに取り除くのは難しいものです。そのままにしておくとざらつきを感じるため、油汚れと同じように、雑巾やタオルでの水拭きが必要です。対して、水拭き掃除機であれば、吸い取りと水拭きを一台で行えます。ざらつきはもちろん、ブラシがフローリングのすき間に入り込むので、自身で水拭きを行うよりも徹底的に汚れを落としてくれます。屋外で遊ぶ機会が多いお子さまや、散歩が好きなペットがいるご家庭では、特に活躍するでしょう。 フローリング向けの水拭き掃除機の選び方...

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水拭きも同時にできるスティック掃除機とは?メリットも紹介

こんなヒト向けの記事:水拭きも同時にできるスティック掃除機を探している方水拭きも同時にできるスティック掃除機は、ごみを吸引するだけでなく、拭き掃除も同時に行ってくれる便利な代物です。しかし、各メーカーが販売していることから、どれがよいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、水拭き兼用タイプのスティック掃除機の選び方や、メリット・デメリットを紹介します。決して安くはない買い物なので、絶対に失敗したくないとお思いの方は、ぜひ最後までお読みください。 水拭きも同時にできるスティック掃除機とは? 水拭き兼用タイプのスティック掃除機は、固形のごみと液体汚れの両方を吸引することができ、頑固な汚れも簡単に落とせます。また、拭き掃除を行う際は、雑巾を絞ったりしゃがんで掃除したりといった面倒な動きも必要ないため、気づいたときにサッと掃除機をかけられます。 ロボット掃除機とは異なる? 水拭き兼用の掃除機としてはロボット掃除機が有名ですが、最近ではスティックタイプの水拭き兼用掃除機も販売されています。ロボット掃除機は自動で部屋を掃除してくれるのが魅力で、モデルによっては掃除のスケジュールも設定することが可能です。その一方で、家具の位置や部屋の構造によって掃除できない場所もあります。スティックタイプのコードレス掃除機であれば、自分で掃除しなければならない手間はかかりますが、部屋の隅までキレイに掃除できるのがうれしいポイントです。また、スティック掃除機とロボット掃除機の違いとして、吸引力も挙げられます。スティック掃除機は、ロボット掃除機よりも吸引力の強いモデルが数多く販売されています。給水用と排水用のタンクが大きめに設計されているため、本体サイズが大きいのも違いといえるでしょう。 水拭きするなら床拭きシートではダメ? 普段の掃除を床拭きシートで行っている方も多いのではないでしょうか。床拭きシートは本体価格が安く、手軽に掃除できる点がメリットです。しかし、広い部屋の場合は複数枚使用しなければならないため、シート代がかさんでしまうというデメリットも存在します。また、ドライタイプの床拭きシートでは、頑固な皮脂汚れをなかなか落とすことができません。使い始めてすぐはキレイなシートですが、掃除するうちに汚れていくため、終盤は汚れたシートで掃除していることになります。水拭き兼用タイプのコードレス掃除機は、水を補充するだけで使用できるため、シートを取り換える手間もかかりません。 水拭きも同時にできるスティック掃除機のタイプ 水拭きも同時にできるスティック掃除機には、どのような種類があるのでしょうか。 吸引式 水拭き兼用スティック掃除機は、その多くが吸引式を採用しています。強力な吸引力で固形物と液体の両方を吸い込み、同時に回転モップで水拭きを行ってくれます。本体には給水用と排水用のタンクがついており、常にキレイな水で掃除することが可能です。吸引式のメリットは、掃き掃除と拭き掃除の両方を同時に行える点です。従来の掃除機では、掃除機をかけ終わったあとに、雑巾などで拭き掃除しなければならず、それが面倒とされていました。しかし、水拭き兼用の掃除機だとその二度手間を省くことができ、掃除の時短にもなります。ただし、排水タンクの水にホコリや髪の毛が混ざるため、捨てる際に排水口に溜まりやすいのがデメリットとされています。また、本体が大きく重量もあるため、狭い箇所や階段の上り下りを含んだ掃除は苦手分野です。 拭き取り式 拭き取り式は吸引式と違い、ヘッドに搭載されたローラーやモップで汚れや水分を拭き取ります。吸引の機能はないため、固形物のごみは取り除くことができません。タンクはヘッド部分に搭載されており、常にキレイな水を循環させながら掃除できるのがメリットといえます。また、ヘッドの部分以外は普通の吸引式の掃除機と変わらないため、ヘッドを交換することで、スティック掃除機やハンディクリーナーとして使用できます。ただし、吸引と水拭きは同時にできないため、掃除を一度で済ませたい方はストレスに感じてしまうかもしれません。 水拭きも同時にできるスティック掃除機のメリット・デメリット ここからは、吸引式と拭き取り式のメリット・デメリットを紹介します。使用するシーンや目的に応じてどちらを選べばよいか変わるので、ぜひ参考にしてみてください。 吸引式の場合 繰り返しになりますが、吸引式は水拭きも同時に行えるため掃除時間の短縮につながります。また、掃除が終わったあとは、本体が自動でローラーやモップの洗浄・乾燥まで行ってくれるため、“掃除機の掃除”が不要なのもうれしいポイントの一つです。 吸引式の特徴 吸引式 メリット...

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水拭き掃除機のお手入れ方法と放置したときのリスクをご紹介

こんなヒト向けの記事:水拭き掃除機を購入したあとの、お手入れ方法を知りたい方液体汚れと固形のごみ、その両方の掃除が可能になった乾湿両用の水拭き掃除機が、近年注目を集めています。使い勝手やお手入れ方法がどのようなものか、気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこでこの記事では、水拭き掃除機のお手入れ方法と、放置したときに起こるトラブルを紹介します。水拭き掃除機の購入を検討されている方はもちろん、水拭き掃除機について知りたい方もぜひ参考にしてみてください。 水拭き掃除機とは? 水拭き掃除機とは、吸引と水拭きを同時に行える掃除機のことです。本体には、従来の吸引機能にくわえて、給水タンクとモップが備わっており、水を含んだモップを回転させることで、水拭きを可能にしています。床がベタついているときなど、吸引機能のみの掃除機では、掃除機をかけたあとに雑巾で水拭きをしなければならず、どうしても時間と労力がかかってしまうものです。しかし、水拭き掃除機であれば、1台で吸引と水拭きを同時に行えるため、これまでの掃除の手間を大幅に軽減することができます。また、雑巾がけのようにしゃがんで作業する必要がなく、立ったままで床の拭き掃除ができますので、体への負担も少なく済むでしょう。 吸引機能のみの掃除機との違い 吸引と水拭きを同時に行えるという点が、吸引機能のみの掃除機と水拭き掃除機の大きな違いです。こぼしてしまった飲食物の汚れや床についた皮脂、ざらつきなどは、吸引機能のみの掃除機では対処しきれません。その点、水拭き掃除機であれば、濡れたモップがついているので、キレイに拭き取ることができます。また、水拭き掃除機では、吸引機能のみの掃除機に起こりがちな、排気によるホコリなどの飛散を抑えることができます。 水拭き掃除機の種類 水拭き掃除機には、吸引式と拭き取り式の2種類があります。以下で、それぞれの特徴を見ていきましょう。 吸引式 水拭き掃除機で多く採用されているのが、吸引式です。液体汚れと固形のごみをまとめて吸引しながら、ヘッド部分に備え付けられたモップで水拭きができるタイプです。本体についている2つのタンクは、給水用と排水用に分かれており、水拭き用のキレイな水は給水タンクから送り込まれ、汚れた液体やごみは排水タンクに集められます。ホコリや髪の毛などのごみがすべて排水タンクに溜まってしまうため、汚水を捨てるときは排水口を詰まらせないように気をつける必要があります。そのほか、モップの自動クリーニング機能や、水拭きに特化した大容量のタンクが備わっていることから、水拭きをメインで使用したい方におすすめの種類です。 拭き取り式 拭き取り式は、吸引せずにモップの回転だけで水拭きをする仕組みです。水拭きのときに吸引をしないため、稼働音が静かであることが嬉しいポイントの一つです。ヘッド部分の給排水タンクから、キレイな水を給水しながら水拭きを行い、汚れた液体や吸着した汚れは排水タンクに収集されます。水拭き機能がついているヘッド部分以外は、従来の掃除機と同じ構造ですので、ヘッド部分を付け替えるだけで、水拭き機能と吸引機能を簡単に切り替えることができます。一方で、水拭き機能を頻繁に使用したい方にとっては、ヘッド部分の付け替えがわずらわしいと感じてしまうかもしれません。そのため、普段は吸引機能をメインで使用し、たまに水拭きをする程度の頻度で使用する方におすすめの種類です。 水拭き掃除機のお手入れ方法 水拭き掃除機の購入を検討している方は、お手入れのしやすさにも注目しておきたいところです。水拭き掃除機のお手入れを怠ると、吸引力の低下やカビの発生につながりますので、使用後は必ず説明書に沿ってお手入れをしましょう。機種によっては、自動クリーニング機能が搭載されているものもありますので、楽にお手入れをしたい方におすすめです。以下では、水拭き掃除機ならではのパーツである、モップと排水タンクのお手入れ方法を紹介します。 モップ(ロールブラシ) モップ部分のお手入れは、モップを取り外して手洗いしたあとに乾燥させる、という手順で行うのが基本です。丸洗いができるので衛生的ではありますが、掃除のたびに毎回取り外すとなると面倒に感じてしまいますよね。そんなときに便利なのが、自動クリーニング機能と自動乾燥機能です。これらの機能は、掃除機が自動でモップの洗浄や乾燥をしてくれるので、手を汚すことなくお手入れが完了でき、非常に便利です。ただし、自動乾燥機能がついていない製品の場合は、自動クリーニング後にモップを取り外して、風通しの良い日陰に干して乾燥させましょう。 排水タンク 排水タンクに溜まった汚水は、水拭き後に毎回捨ててキレイにすすぎましょう。排水タンクは、お手入れをする頻度が高いパーツです。取り外し方などを必ず確認し、説明書に記載されている方法に沿って、正しくお手入れをしてください。 水拭き掃除機をお手入れせずに放置するとどうなる? 掃除機を使用したあとに、毎回きちんとお手入れをしている方は少ないかもしれません。掃除機本来のパフォーマンスを発揮させるためにも、定期的なメンテナンスは必須です。ここでは、お手入れをしないまま放置すると起こりうるリスクを紹介します。 吸引力の低下...

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掃除機をかけるのが面倒なときの対処法はある?

こんなヒト向けの記事:掃除機をかけるのが面倒だと感じている方部屋は、常にキレイな状態を保っておきたいものですが、つい「面倒くさいな……」と掃除を先延ばしにしてしまうことはありませんか?特に、掃除機をかける際には、何かとストレスを感じる方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、掃除機をかけるのが面倒なときの対処法や、掃除機をかける際のポイントを解説します。 キレイな部屋で快適な毎日を送りたい方は、ぜひご覧ください。 なぜ、掃除機をかけるときに面倒だと感じるのか そもそも、なぜ掃除機をかけることが面倒だと感じてしまうのでしょうか。「本体が重たくて運ぶのに苦労するから」「コードが絡まって、掃除が思うように進まないから」など、さまざまな理由が考えられます。これらに共通しているのは、“掃除機を使用する工程”に面倒くささを感じているという点です。 「掃除機をかけないと……」と思っているものの、こうした手間が頭をよぎるために、モチベーションが下がってしまうのかもしれません。たとえば、一般的なコード式掃除機の場合、掃除機を取り出してきてから、元の場所に戻すまでには、以下のような過程を経る必要があります。 掃除機を使用し終えるまでの流れ 収納場所から掃除機を取り出す コードを引き出す コンセントにつないで掃除機をかける コンセントを抜き、コードを巻き取る ホースを掃除機にセットする 収納場所に戻す この簡単でありながらも煩わしいルーティンに嫌気が差し、掃除機をかけるのが面倒に感じるのだといえます。 どのくらいの頻度で掃除機をかけるべき? 「キレイな部屋を保つためには、掃除機を毎日かける必要がある」と思っているがゆえに、より面倒くさく感じている方もいらっしゃるかもしれません。実際はそのようなことはなく、掃除機は“ご自身のライフスタイルに合わせた回数ぶん”かけられれば十分です。とはいえ、掃除機をかける理想的な頻度がどのくらいなのかが気になる方もいらっしゃいますよね。その目安となる回数を、以下の表にまとめました。 ライフスタイル別に見る、掃除機をかける頻度 ライフスタイル 理想的な頻度 一人暮らし 週1~2回...

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掃除機の収納方法とは?種類に合わせたアイデアをご紹介

こんなヒト向けの記事:掃除機の便利な収納方法を知りたい方パワフルな吸引力でごみを吸い取ってくれる掃除機は、キレイなお家を保つために今やなくてはならない家電の一つですよね。しかし、取り出しやすく目につく場所になければ、出番が少なくなり、そのうち宝の持ち腐れになってしまうかもしれません。本記事では、“隠す”または“見せる”のどちらかに絞って、掃除機の収納方法をご提案します。掃除機の収納場所に困っている方は最後までご覧になり、ぜひ試してみてください。 掃除機のタイプ ひと口に掃除機といっても、さまざまなタイプの商品が販売されています。そこで収納方法を知る前に、まずはご家庭の掃除機のタイプを把握しましょう。 キャニスター型 掃除機の定番の形といえば、ヘッドと本体が別々になっている昔ながらのキャニスター型の掃除機です。最近では小型・軽量化が進み、コードレス対応の製品まで登場しています。キャニスター型の掃除機の大半がコンセントから電源を取るタイプのため、吸引力が高く、バッテリーの残り時間を気にする必要がありません。ごみを溜められる容量も多いので、ごみ捨ての頻度が少ないのも特徴です。ただし本体が大きいため、収納時はある程度広めのスペースを確保しなければなりません。 スティック型 近年、格段にシェアを伸ばしているのが、スティック型の掃除機です。スティック型の掃除機は、本体とヘッドがつながったスリムな形をしており、収納場所にも困らないことから、近年は高い人気を誇っています。専用の収納スタンドが展開されている製品も多いので、立てかけて固定して収納することも可能です。コードレスタイプであれば電源コードが不要なので、どこでも掃除することができます。最近では、お部屋のインテリアと自然となじみ、“見せる収納”として違和感のない、スタイリッシュな製品が数多く展開されています。 ハンディ型 ハンディ型の掃除機は、スティック型よりもさらに軽量・コンパクト化された掃除機で、持ち手とヘッド部分の距離が近いデザインが特徴です。窓の溝やソファのすき間、車内など細かいところの掃除もこの1台に任せることができます。販売されているハンディ型の掃除機の大半がコードレスタイプであるため、好きな場所に持ち運んで使用できるのも利点です。本体も軽く設計されている製品が多いので、収納場所には困りませんが、アタッチメントが多く、すべてをまとめて収納するとなると少し場所をとるかもしれません。 ロボット型 スイッチを押すだけで、自動でごみを吸い取ってくれるロボット型の掃除機は、近年さまざまなブランドが製造・販売しています。障害物を自動で検知して掃除したり、ルートを記憶して正確に移動したりといった“賢さ”が最大のウリです。ロボット型の掃除機は、従来の掃除機とは異なるフォルムがスタイリッシュさを生み出すので、リビングや寝室に置いていても違和感がありません。そのため、このスマートなデザインから、専用の充電スタンドで充電しながら置いている方がほとんどです。とはいえ、生活感を極力ゼロに近づけたい方や、お部屋にあまりスペースがない方にとっては邪魔だと感じるシーンもあるでしょう。 掃除機の収納方法7選 掃除機の種類を把握できたところで、ここからは、お部屋をすっきり見せる掃除機の収納アイデアについてご紹介します。 押し入れ・クローゼット キャニスター型・スティック型の掃除機は、押し入れやクローゼットに収納して、生活感をなくしたいとお考えの方は多いのではないでしょうか?そのまま収納してもなんら問題はありませんが、ここでは省スペースで取り出しやすくなる収納のひと工夫を伝授いたします。 分解してカゴに収納 押し入れやクローゼットは、すでに余裕がないという方も多くいらっしゃるでしょう。そこで提案したいのが、ホースやヘッドを本体と分解してカゴに入れる方法です。これは、本体が大きくスペースが必要なキャニスター型の掃除機を収納する際にぴったりです。家の中の収納スペースが限られている方は、ぜひお試しください。 フックを利用 押し入れやクローゼットの中にポールがある場合は、掃除機をフックに引っ掛けて収納する方法があります。その際は、ポールやフックの耐久重量を必ず確認してください。掃除機をフックで吊るして浮かせて収納しているため、倒れてこないという利点があります。こちらの収納方法は、スタンドがなく自立が難しいスティック型・ハンディ型の掃除機に特におすすめです。もちろん、キャニスター型の掃除機であってもホース部分を引っかけることで、収まりの良い収納につながります。なお、充電が必要なコードレス掃除機の場合は、押し入れやクローゼットにコンセントがない限り、充電しながら収納するのは難しいことを覚えておきましょう。 キャスター付きの台車...

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フローリングがベタつく原因と対策

こんなヒト向けの記事:フローリングのベタつきを解消したい方フローリングがベタつき、歩くたびに不快感を覚えている方も多いのではないでしょうか。繰り返し発生するベタつきを最適な方法で解消するために、原因と予防方法は把握しておきたいところです。そこでこの記事では、フローリングがベタつく原因と、原因ごとの解消方法、予防方法を紹介します。足元サラサラで、快適に過ごしたい方はぜひ参考にしてみてください。 フローリングのベタつきの原因 フローリングのベタつきの原因は、糖分や水溶性の栄養分、油や皮脂、湿気、ワックスにあるといわれています。これらの油分や水分が、フローリングに付着してベタつきが生じるのです。それでは、原因を一つひとつピックアップして、より詳しく見ていきましょう。 糖分・水溶性の栄養分 糖分が含まれているジュースや、そのほか醤油やソースなどの水溶性の調味料をこぼしてしまうと、フローリングをベタつかせる原因になります。これらは、誤ってこぼしたときだけではなく、日常生活のなかで気づかぬうちに付着してしまい、ベタつきを引き起こしている場合もあります。 油・皮脂 調理中に飛び散った油や、煙に含まれる油分がフローリングに付着することでも、ベタつきを引き起こします。飛び散った油はイメージしやすいかと思いますが、実は調理中の煙にも油分が含まれています。換気扇で吸引しきれなかった煙が空気中を舞って、フローリングに付着しているのです。また、足の裏から分泌される汗や皮脂は、ベタつきのほかにも、黒ずみの原因の一つでもあります。 湿気 空気中に含まれた湿気も、フローリングをベタつかせる原因です。フローリングの温度よりも空気の温度が高いとき、その温度差で空気中に水分が発生して、結露が起こります。発生した水分が、フローリングに付着することによってベタつきを引き起こすのです。特に梅雨の時期や夏場は、部屋の湿度が高くなり、おのずとフローリングもベタつきます。 ワックス 本来であれば、フローリングを保護するためのワックスも、劣化しているとベタつきの原因になります。劣化によって、フローリングの表面を均等に保護できず、油分や汚れが浸透しやすい状態になってしまうためです。また、部分的な剥がれにより、ワックス自体の成分でベタつきが生じることもあります。 フローリングのベタつきを落とす方法 フローリングのベタつきを解消するためには、掃除や湿気対策が主な手段となります。ここからは、ベタつきの原因ごとの、効果的な落とし方を紹介します。 糖分・水溶性の栄養分が原因の場合 糖分を含んだ飲食物や水溶性の調味料が原因のベタつきには、中性洗剤を使用した拭き掃除が効果的です。水で薄めた食器用の中性洗剤をスプレータイプの容器に入れ、雑巾に吹きつけてから、ベタつく部分をこすります。仕上げの乾拭きも、忘れずに行いましょう。なお、フローリングは水分に弱いため、洗剤を直接フローリングに吹きかけないよう注意してください。 油・皮脂が原因の場合 油や皮脂が原因のベタつきには、住宅用洗剤を使用した拭き掃除をしましょう。雑巾に洗剤を吹きつけてベタつく部分をこすると、大抵の油分や汚れは落とせますが、それでも落とせない頑固な油汚れは、家庭で落とすことが難しいかもしれません。そのような場合は、クリーニング業者など、プロの手を借りることも一案です。 湿気が原因の場合 湿気が原因のベタつきには、乾拭き、換気、室温の調整が有効です。フローリングにホコリが溜まっていると、ホコリが水分を吸って余計にベタつきを感じやすくなります。そのため、一度水拭きをしてから乾拭きをすると、ベタつきの解消により効果的です。また、部屋の2か所以上を開放して換気したり、エアコンの温度を下げたりすることで、フローリングと空気の温度差が少なくなり、結露が発生しにくくなります。こまめに室内の空気を入れ替えて湿気を減らしつつ、フローリングを掃除しましょう。 ワックスが原因の場合...

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